奇跡のシンガー・ソングライター/ピアニスト、ダイアン・バーチ、じつに約10年ぶりのオリジナル・アルバム。さらなる進化を遂げた、ノスタルジックかつモダンな楽曲と、よりいっそう深みを増した凛とした美しい歌声が織りなす唯一無二の音楽。
キャロル・キングやローラ・ニーロの再来と謳われたアメリカ生まれ、イギリス在住のシンガー・ソングライター/ピアニスト、ダイアン・バーチ。その後、セカンド・アルバム『スピーク・ア・リトル・ラウダー』(2013年)、EP『Nous』(2016年)で国際的に確固たる地位を築き、プリンス、ダリル・ホール、マーク・ロンソン、デイヴ・スチュワート、クエストラヴ、エルヴィス・コステロ、ブライアン・フェリー、スティーヴィ・ワンダーら、そうそうたるアーティストたちに賞賛されてきたバーチによる、約10年ぶりとなる丹念に作られたオリジナル曲のコレクション『フライング・オン・エイブラハム』が完成。70年代のAMラジオ、ソウル、ジャズ、クラシック・ロック、80年代/90年代のポップス、R&Bの豊かなタペストリーを織り交ぜた、彼女の幅広く多彩な音楽的ルーツに対する心からのオマージュとなる本作。キャロル・キングやカーリー・サイモン、リッキー・リー・ジョーンズといったアーティストを彷彿させつつも、紛れもなくダイアン・バーチである真正性と個性が際立っている。プロデュースは、オアシスおよびノエル・ギャラガー、ブラック・クロウズ等との仕事で知られるイギリスのミュージシャン、ポール・ステイシー。『フライング・オン・エイブラハム』は、彼女の音楽の大家としての地位をふたたびたしかなものにする比類なきアルバムである。
発売・販売元 提供資料(2024/01/24)
〈キャロル・キングの再来〉と絶賛されたUSのシンガー・ソングライターが10年ぶりに復活。彼女の軽妙なヴォーカルとピアノ演奏が、バート・バカラック風の都会派ポップス、ジャズ、ソウルと溶け合い、優しく抱き寄せる。プロデュースを担ったのは、オアシス~ノエル・ギャラガーやブラック・クロウズとの仕事で知られるエンジニアのポール・ステイシー。定盤として長く聴き込めそう。
bounce (C)村上ひさし
タワーレコード(vol.484(2024年3月25日発行号)掲載)