当時ドイツのみでリリースされたブリティッシュ・ハードの隠れた名盤が初の正規再発!当時のブリティッシュ・ハードの勢いとアングラなサイケ・ムードがふんだんに閉じ込められた逸品!
リード・ボーカルを担当したTony Savva(vo/b)を筆頭に、John Boswell(drs/vo)、英国ハード・ロックバンドHELLMETに在籍していたStephen Day(b/g)や後にJASON CRESTに参加するDerek Smallcombe(g/vo)らによってGIANTと呼ばれていたバンドから分離/発展する形で誕生した英国産ハード~サイケ・ロックバンド、英国出身でありながら何故か当時Global Recordsによるドイツ盤のみがリリースされた彼らの'71年唯一作がスペイン:Guerssenより'24年LP再発!
これまでにも幾つかの再発盤がリリースされてきましたが、今回が史上初となるバンド公認の正規再発との事。内容としては70年代初頭のサイケからハード・ロックへと移行する潮流を見事に捉えたサウンドとなっており、歪んだリズム・ギターの音色や骨太なベースにドコドコと畳み掛けてくるドラムス、そしてハイトーンなシャウトボイスが一丸となった重く鮮烈な演奏はブリティッシュ・ハードファンであれば一度はチェックしておきたい魅力を放っております。加えて、ラストの"Hallucination"などをはじめ英国らしい湿り気のあるアングラな雰囲気を携えたサイケ感もしっかりとあり、疾走感十分のバンドアンサンブルと相まって、マイナーながらも文句無しにブリティッシュ・ハードの名盤の一つといえる良作です!
マスターは新規リマスタリング音源を使用。オリジナルのゲートフォールド仕様ジャケットを再現。
発売・販売元 提供資料(2024/02/15)