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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年01月23日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784004320050 |
| ページ数 | 234 |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
はじめに
第1章 現代アメリカの暴力文化――2021年米国連邦議会襲撃事件の背景
1 猛り狂う暴徒に襲われた人々
2 二一世紀アメリカのポピュリズム――何が社会を蝕んでいるか?
3 ポピュリズム時代の民間ミリシア――革新されたミリシアの伝統
第2章 人民の軍隊――合衆国憲法が定める軍のかたち
1 北米植民地の軍事文化
2 独立革命という大波――軍の伝統と変革
3 革命国家の軍制
第3章 デモクラシーが変貌させたミリシアの姿
1 崩れていく建国期の軍制
2 新しいミリシアへ――志願兵によるミリシア部隊
3 メキシコ戦争を戦った兵士たち
第4章 転機としての南北戦争
1 総力戦を戦った人々
2 南北戦争下の特異な軍事動員
3 戦争で生まれ変わっていく社会
第5章超大国アメリカのミリシア
1 世界戦争を戦える軍隊の創造
2 軍制をめぐる人種紛争
3 公民権運動以降の州軍と民間ミリシア団体
おわりに――問い直される人民武装理念
あとがき
図表出典一覧
主要参考文献
略年表
二〇二一年初の米国連邦議会襲撃事件。憲法修正第二条を盾に武装した人民(ミリシア)と対峙する連邦キャピトル警察・州軍(ミリシア)が繰り広げる異様な光景が意味するものは何か。人民主権理念に基づいた国づくりを支え、時に反乱の母体となったミリシアから見た、暴力文化とポピュリズムをめぐる異色のアメリカ通史。

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