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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2024年01月19日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 佼成出版社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784333029143 |
| ページ数 | 32 |
| 判型 | A4変形 |
構成数 : 1枚
さいごの ゾウは ともだちに はなした
ひとには きこえない こえだったけれど
ともだちには きこえる こえで
さいごの ゾウは はなしおえると
「ありがとう」と いった
それから
「おげんきで」と
人には聞こえない超低周波を使って遠方にいる仲間と会話をすることができるといわれている、ゾウとクジラ。
象牙を目的に乱獲された結果、つぎつぎと数が減り、群れの中で最後の一頭になってしまったアフリカゾウは、しずかにみさきに立ち、沖にむかって友だちをよびます。
すると、はるか沖に白いものが見え、クジラが姿を現します。
最後のゾウがクジラに語った、自分たちの悲しい過去とは……。
内田麟太郎氏が『エレファントム 象はなぜ遠い記憶を語るのか』(ライアル・ワトソン・著, 福岡伸一、高橋紀子・翻訳/木楽舎)にインスパイアされて紡いだ意欲作。
竹上妙氏によるダイナミックな絵もぜひご覧ください。
地球の悲鳴が鳴り響くいまこそ、いのちの重さや自然への畏怖を改めて感じるきっかけにしてほしい1冊です。

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