フォーマット |
CD |
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構成数 |
5 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2024年01月31日 |
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規格品番 |
25065618 |
レーベル |
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SKU |
4560250656182 |
マタチッチ、完全初出のベートーヴェン・ツィクルス1980-1981
(巨匠最後の全曲演奏会)ステレオ・ライヴ!!
巨匠マタチッチはベートーヴェンを満遍なく取り上げていた指揮者ではありません。生涯で二度しか全曲演奏会をしなかったと言います。その最初のものは1962年のミラノ放送響とのもので、CDとして既出ですが音質には不満もあり、オケの響きの薄さには泣かされたものです。ついに登場する巨匠最後のベートーヴェン・ツィクルスは巨匠のお膝元である、ユーゴスラヴィア(現クロアチア)のザグレブ。もちろん手兵のザグレブ・フィルを率いての大演奏です。HRTクロアチア所蔵の音源は優秀なステレオ。正に巌の如きベートーヴェンがそそり立ちます。第1番、第2番、第8番という小ぶりな曲の内容の深さにも感動。第7番は青年のような元気溌剌さ。「運命」、「第九」の人生の苦みを体現するかのような切実な表現。壮大な「エロイカ」等、聞き所は満載。マタチッチを、更にはベートーヴェンを知るには必携の名演と言えましょう。解説には演奏分析の神、金子建志氏がマタチッチのベートーヴェン演奏の秘密を御開帳!
東武商事株式会社
構成数 | 5枚
ベートーヴェン:交響曲全集
CD1)
交響曲第1番 ハ長調 作品21
交響曲第3番 変ホ長調 作品55「英雄」
CD2)
交響曲第2番 ニ長調 作品36
交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」
CD3)
交響曲第4番 変ロ長調 作品60
交響曲第5番 ハ短調 作品67
CD4)
交響曲第8番 ヘ長調 作品93
交響曲第7番 イ長調 作品92
CD5)
交響曲第9番 ニ短調 作品125
【演奏】
ロヴロ・フォン・マタチッチ(指揮)
ザグレブ・フィルハーモニック
(以下第9)
ラドミラ・スミッリャニチ(ソプラノ)
マリヤ・クラシッチ(メゾ・ソプラノ)
イーゴル・フィリポヴィチ(テノール)
ネヴェン・ベレマリチ(バス)
ザグレブ・フィル合唱団(合唱指揮:イヴァン・ゴラン・コヴァチッチ)
【録音】
(第1、2番)1980年12月19日
(第3、4番)1981年1月16日
(第5、6番)1981年2月27日
(第7,8番)1981年5月22日
(第9番)1981年6月5日
演奏会場:ヴァトロスラフ・リシンスキ・コンサートホール(ライヴ録音)
HRTクロアチア放送による録音
*当時クロアチアはユーゴスラヴィアでした。
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1.[CD]
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2.[CD]
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3.[CD]
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4.[CD]
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5.[CD]
全9曲を通じて、マタチッチとしては、余力をたっぷり残したリラックスした演奏。約3年後(1984年3月)のN響公演での歴史的凄演(交響曲第7番)を客席で聴いた者としては、流石に少々物足りないのも事実。肩の力を抜いた演奏ということもあってか、第4番・第6番・第8番の美しさが特に印象に残る。
マタチッチと数々の名演を聞かせたN響の奏者の方々や宇野功芳さんにこれを聴いてほしかった。2024年のベストアルバムと言っても過言ではない豪快な演奏です。異なる年代や会場の録音の寄せ集めではなく、チクルスとして半年かけて同じ会場で演奏されたライヴの録音ということで演奏・音質のバランスも良く(演奏後の拍手がスッと切れる感じが怪しくはありますが)、マタチッチ晩年の指揮ながら迫力が感じられ、聴いていて元気になります。これを聴いてN響との最初の9番や最後の2番、7番を聴くとN響のほうが渾身・壮絶な力演という感じがしますが、ザグレブ・フィルとの演奏ではアットホームな感じで、普通の名演を聴くことができて感動しました。
今頃になって何故こんなすごい名盤が⁈購入してひと月以上聴いていますが全曲ムラのない絶好調な演奏で録音も良い。オケをいっぱい鳴らした豪傑風でいて慈愛に満ちたベートーヴェン。マタチッチの広くて頼もしい背中を見ながら客席でライブに聴き入る自分が目に浮かぶ。これが¥4400ならもう買うしかないでしょう。もっと若い頃に出会いたかった‥。いや、この歳になって出会えた事を喜ぼう。CD化してくれてありがとう。
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