フォーマット |
UHQCD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2024年01月25日 |
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規格品番 |
ATS9632 |
レーベル |
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SKU |
4580484969636 |
ピッチ修正の上に音質向上!!
ホロヴィッツのチャイコンと言えばトスカニーニ共演盤2種が高名ですが、それを超えるのがこのワルターとの1948年盤です。そんな凄い演奏ですが既出盤はピッチが高く、上ずった感が拭えず、そこが演奏の特徴と勘違いされていたうらみがあります。今回の修正盤で聴くと激しい情熱のぶつかりあいだけでなく、たゆたうような大柄なロマンが味わえます。余談ながらこの演奏会はホロヴィッツのアメリカデビュー20周年を祝ったものであり、同時期にはブラームスのピアノ協奏曲第2番も演奏しており、遺されていることを祈るばかりです。カプリングのブラームスのピアノ協奏曲第1番は1936年の演奏で、ワルターにはナチスの魔の手が忍び寄っている時期の演奏。宇野功芳氏はワルターについて「第1楽章のコーダは阿修羅のようだ。しかもむきになって造型を崩すことがなく、アンサンブルもぴったりと決まっている」、「ホロヴィッツのすばらしさもまさに言語を絶する。何よりも人間業を超えたテクニックの冴えに舌を巻く。魔術的とさえ言えよう」と賞賛。お互いが一歩も譲らずしかも同じ高みに向かう和合は感動的。第1楽章210-310小節がオリジナルでは欠落しており、ここはトスカニーニ指揮ニューヨークフィルとの1935年共演演奏で補完しておりますが違和感はあまりありません。正に鬼神二人が牙をむいたドキュメントをお楽しみください。
ミューズ貿易
構成数 | 1枚
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番
(ニューヨークフィル演奏。1948年4月11日カーネギーホール・ライヴ)
ブラームス:ピアノ協奏曲第1番
(コンセルトヘボウ管演奏。1936年2月20日コンセルトヘボウ・ライヴ)
【演奏】
ウラディミール・ホロヴィッツ(P)
ブルーノ・ワルター(指揮)
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1.[UHQCD]
チャイコフスキーピアノ協奏曲第1番の決定盤と言っても過言ではない。ホロヴィッツとワルターの息のあった情熱的な演奏。録音が古いが、それ以上のものがあります。
超有名な音源。これらがはじめてCD化された1980年代末以来、国内外様々なレーベルから発売を重ねてきて、その都度音質向上が謳われてきたものの、聴くとがっかりというか、年代的にまあこれが限界かなと思ったものですが、今回のは頭一つ抜きん出ています。戦後発売の正規SPで状態の良いもの、くらいのレベルで聴けます。全盛期ホロヴィッツの鬼気迫る演奏は今までの音源でも伝わってきましたが、オーケストラの解像度が上がっているのが嬉しいです。ワルターにはおとなしい正統派のイメージがあってあまり聴かないのですが、こんなに熱い指揮者だっけ、と思いました。しかもいわゆる爆演型ではなく、造形は巨大かつきっちりしていて、それでいて熱いのです。あくまで、戦前戦後あたりの音源を聴き慣れている方向けではありますが、これら2音源の、今のところ決定盤と言って差し支えないでしょう。チャイコンのピッチは修正されています。
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