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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年12月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 明石書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784750356952 |
| ページ数 | 240 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
はじめに
第一章 紫式部――その人生と文学[河添房江]
一 家系と多感な少女期
二 越前下向と結婚
三 宮仕えの時代
四 晩年と没後の評価
第二章 平安時代の女房の世界――紫式部を取り巻く構造[岡島陽子]
一 「女房」という制度
二 女房への出仕と貴族社会
第三章 藤原彰子――紫式部が教育した主[服藤早苗]
一 誕生
二 入内
三 紫式部の出仕と二人の皇子の誕生
四 国母の政治力と紫式部
五 親族を見送って
第四章 藤原道長――紫式部と王朝文化のパトロン[西野悠紀子]
一 道長と家族
二 外戚と摂関政治
三 一条朝の道長
四 三条天皇との対立
五 後一条天皇の時代――左大臣から大殿へ
六 道長の後宮対策と女房
第五章 紫式部の生育環境――受領・文人の娘として[野田有紀子]
一 紫式部の地方生活――「受領」の娘として
二 紫式部の受けた教育――「文人」の娘として
三 「受領」の娘としての女房出仕
四 「文人」の娘としての女房出仕
コラム1 藤原惟規――紫式部のキョウダイたち[服藤早苗]
第六章 夫藤原宣孝――異彩を放つ夫[服藤早苗]
一 宣孝像
二 紫式部への求婚
三 宣孝と妻たち
四 平安中期の結婚実態
五 短い結婚生活
六 宣孝との別れ
第七章 一条天皇――王朝文化全盛期をきずいた天皇[西野悠紀子]
一 一条天皇の誕生
二 摂政兼家の時代
三 一条天皇の元服と定子入内
四 疫病大流行と道長政権の開始
五 一条院と二人の后――定子と彰子
六 一条朝の公卿と文化
七 敦成親王の誕生から一条の死まで
第八章 藤原定子・清少納言――一条天皇の忘れ得ぬ人々[伴瀬明美]
一 入内まで
二 立后――四后の始まり
三 定子と清少納言
四 短い栄耀と長い憂愁
五 再参内と「出家」
六 再びの懐妊と彰子の登場
七 中宮から皇后へ
八 忘れ得ぬ人々
第九章 大斎院選子内親王とそのサロン――紫式部と同時代を生きた内親王の人生[池田節子]
一 大斎院選子内親王について
二 斎院について
三 『紫式部日記』における選子サロン
四 『大斎院前の御集』『大斎院御集』からうかがわれる選子内親王の生活
五 選子内親王の仏教信仰
六 おわりに
第十章 年上女性たちとの交流――源倫子と赤染衛門[東海林亜矢子]
一 源倫子
二 赤染衛門
第十一章 同僚女房たちとの交流――宰相の君・大納言の君・小少将の君・伊勢大輔など[諸井彩子]
一 彰子に仕える女房集団
二 宰相の君
三 大納言の君と小少将の君
四 伊勢大輔
コラム2 女房たちの装束――『紫式部日記』に描かれた女たち[永島朋子]
第十二章 公卿たちとの交流――紫式部の男性の好みとは[東海林亜矢子]
一 藤原斉信――従二位権中納言・中宮大夫(四十二歳)
二 藤原顕光――正二位右大臣(六十五歳)
三 藤原実資――正二位権大納言・右近衛大将(五十二歳)
四 藤原公任――従二位中納言(四十三歳)
五 藤原頼通――正三位・春宮権大夫(十七歳)
六 おわりに――紫式部の男性の好みとは
第十三章 天皇乳母としての大弐三位――母を超えた娘[栗山圭子]
一 彰子女房として
二 賢子の恋
三 後冷泉天皇乳母
四 母を超えた娘
コラム3 女房たちの収入――天皇乳母藤原豊子を中心に[茂出木公枝]
第十四章 堕地獄か観音の化身か――翻弄される死後の紫式部[高松百香]
一 源氏供養について――地獄に堕ちた紫式部
二 『源氏物語』の執筆動機と石山寺起筆伝承――観音となった紫式部
三 ジェンダーの視座からみる紫式部伝承
コラム4 『無名草子』から見る王朝の女房たち――二百年後の女房観[野口華世]
紫式部略年表
主要人物系図(一)
主要人物系図(二)
平安京大内裏図
平安京内裏図
一条院内裏中枢部概念図
土御門第想定図
あとがき

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