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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年12月25日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 岩波書店 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784000616232 |
| ページ数 | 228 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
凡 例
序章 人類学はなぜ骨を求めたか 白熱する日本人のルーツ探し
第1章 遊牧民と骨――オルドスの沙漠に埋もれる人骨と化石
第2章 アイヌ,琉球から始まった人骨収集――日本の古住民を求めて
第3章 台湾,モンゴルからシベリアへ――鳥居龍蔵の視線
第4章 江上波夫のモンゴル――騎馬民族征服王朝説の淵源
第5章 人類学者は草原で何を見たか――帝国日本の「モンゴロイド」研究
第6章 ウイグル,そして満洲へ――少数民族地域のミイラと頭蓋骨
終 章 ビッグデータとしての骨 研究と倫理の狭間で
参考文献
謝 辞
索 引
植民地支配の拡大に連動して発展した日本の人類学は、日本人の原郷を求めて北海道、琉球から樺太、台湾、満蒙、そして西域で大量の人骨を収集した。デジタル技術によるゲノム解析が考古学などの定説を書き換え、民俗や先住性をめぐる問いを引き起こしている現在、その知られざる歴史を追い、研究と倫理の新たな課題を問う。

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