元I CAMALEONTIのRiki Maiocchiのバック・バンドとして故Arvid "Wegg" Andersen(b/vo)を中心に60年代中期結成/結成時にはDEEP PURPLEのRitchie Blackmoreも在籍、故Joe Vescoviのクラシカル/テクニカルなキーボード・ワークが人気の高い70年代イタリアン・ロック初期を代表する名バンド:THE TRIP、'17年より活動を開始した、唯一のオリジナル・メンバーPino Sinnoneを中心に再編された新生THE TRIPによる初の新作スタジオアルバムが遂にイタリア:Ma.Ra.Cash RecordsよりCDに続いて300枚数量限定LPでも'23年リリース!
THE TRIP名義の純粋な新作スタジオアルバムとしては'73年の『TIME OF CHANGE』以来何と50年振りとなる本作。THE SAMURAI OF PROG周辺で活躍するCarmine CapassoやAndrea Ranfagniら若手メンバーも'21年の『CARONTE』再録盤に引き続き参加しております。サイケ/ハード・ロック/プログレが混沌と入り混じった70年代の諸作の空気感をそのまま現代に持ってきたような、THE TRIPを象徴するヴィンテージな音色のハモンド・オルガンがアグレッシブに切り込む冒頭の"Joe's Spirit"から往年のファンはノックアウトされる事間違いなしで、その後もAndreaの雄弁なボーカルやストリングス・アレンジも取り込んだ、クレッシェンド的な盛り上がりを見せる壮大なロック・バラード"Fragile Mimi"、オルガン・ハードを基調としたアレンジとプログレらしい目まぐるしい展開をコンパクトに収めた"Momento Prog"など復活作に相応しい強力な楽曲が並んでおります。更に本作を彩るゲストとしてNEW TROLLSでお馴染みのNico di Paloが招かれており、弟のRinoに捧げたというPino Sinnoneとの共作"Il Mio Capitano"であの感情豊かな歌声を惜しみなく披露。まさに"あの"THE TRIPのサウンドが現代に蘇った、イタリアン・ロックファン必携&必聴の充実作です!
発売・販売元 提供資料(2023/12/27)