サブ・ポップ移籍第一弾アルバム『ヴェッセル』も好評を博したグレタ・クラインによるインディ・ポップ・バンド、フランキー・コスモス。ゲイブ・ワックス(ベイルート、サッカー・マミー、エイドリアン・レンカー他)を共同プロデューサー/エンジニアに迎えた4枚目のアルバム『クローズ・イット・クワイエットリー』、リリース。
Frankie Cosmosはシンガーソングライター、Greta Kline(グレタ・クライン)によるソロ・プロジェクトだ。彼女はオスカー俳優、Kevin Kline(ケヴィン・クライン)と女優、Phoebe Cates(フィービー・ケイツ)の娘として1994年、米ニューヨークで生まれた。K Recordsに代表されるDIYシーンや2000年代初期のニューヨークのアンタイ・フォークに影響を受けたGreta Klineは、Ingrid Superstar名義でBandcampより楽曲のリリースを開始。2011年にはFrankie Cosmosを始動させた。「Frankie Cosmos」とは彼女のボーイ・フレンドでシンセ・ポップ・バンド、PorchesのメンバーでもあるAaron Maineが作った造語で、Aaron MaineはFrankie Cosmosでドラムをプレイ。またGreta KlineはPorchesでベースをプレイしている。Frankie Cosmos は2014年にデビュー・アルバム『Zentropy』を自主リリース。Pitchforkのレヴューで8.0/10を獲得するなど、好評を得る。2016年にはセカンド・アルバム『Next Thing』をBayonet Recordsよりリリース。アルバムはPitchforkでベスト・ニュー・ミュージックにも選ばれ、8.5/10のレヴューを獲得。ビルボードのインディ・アルバム・チャートやヒートシーカーズ・チャートにもランク・インし、Pitchfork、Consequence of Sound、Paste、The Skinny、Stereogum等で同年の年間ベスト・アルバムの1枚に選出された。その後、Sub Popへ移籍し、2018年3月にはサード・アルバム『Vessel』をリリース。Crackで8/10、Qで4/5、Uncutで8/10のレヴューを獲得するなど、アルバムは高い評価を獲得した。
発売・販売元 提供資料(2023/12/13)
サブ・ポップ移籍第一弾アルバム『ヴェッセル』も好評を博したグレタ・クラインによるインディ・ポップ・バンド、フランキー・コスモス。ゲイブ・ワックス(ベイルート、サッカー・マミー、エイドリアン・レンカー他)を共同プロデューサー/エンジニアに迎えた4枚目のアルバム。 (C)RS
JMD(2023/12/13)
2018年リリースしたサブ・ポップ移籍作からわずか1年半、早くも新作が届けられた。その間にはグレタによる短尺のピアノ弾き語り作品を連続リリースするなど、とにかくクリエイティヴィティーに溢れているのだろう。21曲というヴォリューミーな今作では、リズム隊はよりミニマルに、プロダクションも丸みを帯び、〈USインディー〉という形骸化したイメージからの脱却を感じさせてくれる。
bounce (C)保坂隆純
タワーレコード(vol.430(2019年8月25日発行号)掲載)