ブラジル音楽をベースに様々なジャンルの要素を取り入れたサウンドを鳴らすギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメントと、アンビエント・ジャズ・シーンの中心的存在であるサクソフォニスト、サム・ゲンデルのコラボレーション・アルバムが完成。南米各地の民俗音楽の風景と伝統を巡るユニークな旅を提示する『ザ・ルーム』、リリース。
『The Room』は、Fabiano do NascimentoとSam Gendelが、それぞれ7弦のナイロン・ギターとソプラノ・サックスによって解釈する、南米各地の民俗音楽のコレクションだ。ここでは、アルゼンチンからアマゾンまで、あまり知られていない音楽の風景と伝統を巡るユニークな旅が提示される。カリフォルニア出身のサックス奏者、Sam Gendal,は、Moses Sumneyやベーシスト、Sam Wilkesとのコラボレーションでよく知られているが、長い間、ハーモニーのピッチを曲げ、リズムの上を滑るようなインプロヴィゼーションに磨きをかけてきた。また、このアンビエント・ジャズ・ミュージシャンは、Beyonc□、Aaliyah、Erykah Baduといった90年代から00年代初頭のR&Bヒット曲を、予測不可能な印象主義的テイクで提供している。Fabianoは、リオデジャネイロ生まれで、LAを拠点に活動するマルチ・ストリング・ギタリスト、コンポーザー、プロデューサーだ。サンバやショーロの伝統を受け継ぎながら、モダン・ジャズ、エクスペリメンタル、エレクトロニックなどの要素を取り入れた、時にレトロ・フューチャリスティック・ブラジリアン・ミュージックとも呼ばれる、常に拡張し続ける独自のサウンドを展開している。
発売・販売元 提供資料(2023/12/13)
ブラジル音楽をベースに様々なジャンルの要素を取り入れたサウンドを鳴らすギタリスト、ファビアーノ・ド・ナシメントと、アンビエント・ジャズ・シーンの中心的存在であるサクソフォニスト、サム・ゲンデルのコラボレーション・アルバムが完成。南米各地の民俗音楽の風景と伝統を巡るユニークな旅を提示する。 (C)RS
JMD(2023/12/13)
ブラジル音楽リスナーだけでなく幅広い層から支持を得ているギタリスト兼作曲家ファビアーノ・ド・ナシメントと説明不要の独創派サム・ゲンデルが贈る初コラボ作。ソプラノ・サックスを用いて牧歌的、というかもっと自然の根源的な力強さや、それを慈しむひとびとの想いのようなものを表現したような主旋律をたおやかに吹くサムに対し、ファビアーノは瑞々しく繊細な一音を流麗に繋げ、疾走感のある細やかなフレージングでリズミカルに応える。レコーディングはたった2日で行われたそうだがそれが結果的にふたりの美意識を遺憾なく発揮させたように思う。
intoxicate (C)小畑雄巨
タワーレコード(vol.168(2024年2月20日発行号)掲載)
リオデジャネイロ生まれのファビアーノ・ド・ナシメントと、カリフォルニア出身のサム・ゲンデルによるコラボ・アルバム。ナイロン・ギターやソプラノ・サックスを用いたサウンドは、2人独自のフィルターを通した南米音楽という趣。流麗なメロディーを軸にしたシンプルなプロダクションは決して派手ではないが、ひとつひとつの音を丁寧に鳴らす滋味が光る良盤。
bounce (C)近藤真弥
タワーレコード(vol.482(2024年1月25日発行号)掲載)