世界中で最も偉大で特異なヘヴィメタルのヴォーカリストの一人として名高いブルース・ディッキンソンが、BMGレコードより2024年初頭に新しいソロアルバムをリリースする。
そのタイトルは『The Mandrake Project』であり、本作で彼は長年の音楽の共同制作者でありプロデューサーであるロイ・Zと再会することになる。
『The Mandrake Project』はディッキンソンにとって7枚目のソロアルバムであり、2005年の『Tyranny Of Souls』以来の作品となる。本作は、科学的でありながらも超次元的な天才の背景に沿った、権力、暴力、アイデンティティの闘争を描いたダークで大人向けの物語となっている。
1958年8月7日生まれ、IRON MAIDENのヴォーカリストとして最もよく知られているブルース・ディッキンソンは、SHOTS、SPEED、XEROといったバンドで活動後、81年10月IRON MAIDENに加入。幅の広い声域と抜群の歌唱力はIRON MAIDENのドラマ性、叙情性を更に高め、その地位を一気に押し上げる。91年に初のソロ・アルバム「TATTOOED MILLIONAIRE」をリリース。「冒険的で挑戦的な音楽を創造したい」という理由から93年3月にIRON MAIDEN脱退を表明。以来ソロ・アーティストとして数々の名作をリリース。99年にエイドリアン・スミスと共にIRON MAIDENに電撃復帰を果たし、現在に至る。IRON MAIDENとしては2015年に発表した16作目『The Book of Souls』が5度目の全英1位、全米4位を獲得。またバンドとして現在までに数多くの音楽賞を受賞。
発売・販売元 提供資料(2024/01/26)
The seventh solo studio album from the iconic Iron Maiden vocalist is his first in nearly 20 years, following 2005s Tyranny of Souls. The album was co-written and produced by Roy Z (Judas Priest, Sepultura), who also contributes guitars and bass, and Puddle of Mudds Dave Moreno plays drums. Dickinson continues his fascination with classic literature, ancient cultures, myths, and legends, with an overarching fantasy concept which is also the basis for an accompanying comic book series. ~ John D. Buchanan
Rovi
奥深き世界へと誘う歌の底力に引き込まれる。今年9月に来日を控えたアイアン・メイデンのフロントマンによるソロ7作目。今回はロイ・Zをプロデューサーに立て、作品トータルとしてはダークな曲調が多い印象だ。とはいえ、物語を紡ぐようなブルースの歌い手としての表現力は素晴らしく、メイデンとは似て非なる雄大な曲展開の中でたおやかな表現力を発揮している。
bounce (C)荒金良介
タワーレコード(vol.484(2024年3月25日発行号)掲載)