Brainfeeder所属のUKビートメーカー、Lapaluxによるデビュー・アルバムの再発が決定!
Flying Lotusが一聴して即契約を決めた〈Brainfeeder〉のUKアーティスト、LapaluxことStuart Howardが2013年にリリースしたデビュー・アルバム『Nostalchic』のリイシュー版が待望リリース!「洗練されたノスタルジー」を意味する本作は、彼の愛するR&Bとソウルに、ハウスとヒップホップの要素が美しく溶け合い、Lapaluxのトレードマークである、酩酊感を誘うスウィングと、ディープなテクスチャーで仕上げられた、痛烈なまでにエモーショナルな全12曲。オープニングの「Tape Intro」が物語るように、カセット・テープの実験に熱心なLapaluxは、テープという温かみのあるフォーマットで音をループさせ、重ねたりすることで、心を揺さぶり、美しく、壊れやすく、どこか親しみやすく、また異質でもあるテクスチャーを可能にしている。エレクトロニカ、チルウェイヴ、アンビエントR&Bを嗜好するビート・ジェネレーションにとってモニュメンタルな作品として、燦然と輝き続けるであろう名盤がついに復活する!
発売・販売元 提供資料(2023/12/07)
〈Low End Theory〉周辺が育んだコスモ・ギャラクティック・ビートは、本作においてもっとも理想的な形で破綻している、卒倒しそうなスウィートネスと共に。フライング・ロータスが一聴して即契約を決めたというUKのアーティスト、ラパラックス待望のフル・アルバムは、昨年のEPで提示した彼岸のメロウネスをさらに押し進めた洗練のノスタルジア。煌びやかなシンセとヘヴィーなキックが絡む"Guuurl"、荒れ狂うビートが甘いメロディーを優しく蝕む"Kelly Brook"、ケリー・リーサムのヴォーカルが切ないポスト・ジェイムス・ブレイク時代のブルース"Without You"など、エレクトロニカもチルウェイヴもヒップホップもドロドロに溶け込んでいる。空前絶後のメランコリア。
bounce (C)島田賛
タワーレコード(vol.353(2013年3月25日発行号)掲載)