日本でも大きな人気を誇るヘヴィメタル・バンド、Riotが6年ぶりとなるニュー・アルバムをリリース。今回も、大名盤『Thundersteel』(88年)で完成を見た、抒情性とアグレッションでいっぱいのパワー・メタルが炸裂する! (C)RS
JMD(2023/12/06)
日本でも大きな人気を誇るヘヴィメタル・バンド、Riotが6年ぶりとなるニュー・アルバムをリリース。
今回も、大名盤『Thundersteel』(88年)で完成を見た、抒情性とアグレッションでいっぱいのパワー・メタルが炸裂する!
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】
ここ日本でも大きな人気を誇るアメリカのヘヴィメタル・バンド、Riot。その結成は、75年にまでさかのぼる。77年にリリースされたデビュー・アルバム『Rock City』収録の「Warrior」は、ヘヴィメタル・ファンならば知らぬものはいないと言っても過言ではない、永遠の名曲である。その後『Narita』(79年)、『Fire Down Under』(81年)、『Restless Breed』(82年)、『Born in America』(83年)とリリースを重ねたのち、84年に一旦解散。86年には、マーク・リアリ(G)以外のメンバー全員を一新して再結成を果たす。一気に攻撃性を増した88年のカムバック作『Thundersteel』は、名盤の誉高い作品である。カルト・スピード・メタル・バンド、S.A.Slayerのドン・ヴァン・スタヴァン(B)が参加したことにより、Riotの抒情性にスピードとアグレッションが加わり、ケミストリーが起こったのだ。
その後も順調に活動を続けていった彼らであるが、12年に大きな悲劇に見舞われる。バンドの創設者でありリーダーのマーク・リアリが、クモ膜下出血により急逝してしまったのだ。残されたマイク・フリンツ(G)とドン・ヴァン・スタヴァンは、マークの遺志を継ぎ、バンドの存続を決意。14年には『Unleash the Fire』をリリースすると共に、Loud Park 14にも出演。マークの魂は不滅であることを、日本のファンに印象づけた。
この度、そんなRiotが待望のニュー・アルバム、『Mean Streets』をリリースする。前作『Armor of Light』から6年ぶり、通算17枚目となる本作。当然今回も、『Thundersteel』で完成を見た、抒情性とアグレッションでいっぱいのパワー・メタルが炸裂。溢れ出るエネルギー、そしてメタル・ファンにはたまらない哀愁のメロディ。これぞRiot、これぞヘヴィメタルと言いたくなる傑作である。ヘヴィメタルが好きならば、必携の作品だ。
ミックスを手がけたのは、Danger Dangerのベーシストでもあるブルーノ・ラヴェル。
日本盤には、マーク・リアリ時代のライヴや、「Killer」(『The Privilege of Power』(90年)収録)のジョー・リン・ターナー単独ヴォーカル・ヴァージョン等の未発表音源を収録したボーナス・ディスクが付属!
【メンバー】
トッド・マイケル・ホール (ヴォーカル)
ドン・ヴァン・スタヴァン (ベース)
マイク・フリンツ (ギター)
ニック・リー (ギター)
フランク・ギルクリスト (ドラムス)
発売・販売元 提供資料(2023/12/01)
勿論、従来のライオット印の哀愁&疾走感がそのままの曲もある。
「一粒で二度おいしい」的なアルバムです。