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父が息子に語る壮大かつ圧倒的に面白い哲学の書
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商品の情報

フォーマット

書籍

構成数

1

国内/輸入

国内

パッケージ仕様

-

発売日

2023年11月30日

規格品番

-

レーベル

ISBN

9784478109908

版型

B6

ページ数

600P

商品の説明

「自分とは何か」から「宇宙の終わり」まで、哲学の最重要問題を一気読み。イェール×オックスフォード卒の異才教授が渾身の力で解きほぐした、史上最強の哲学書! 権利/罰/復讐/真実/無限……「最もシンプルでわかりやすい言葉」で、哲学がするする頭に入る前代未聞の哲学書。

作品の情報
メイン
収録内容

構成数 | 1枚

Introduction 考える技術
哲学者求む/哲学者の自己紹介/哲学? 何だそれは?/哲学をやめることで大人になる?/ママの赤はどんな赤?/幼稚園児が考える「逆転スペクトル」/ランチの選択をめぐる哲学的な問い/どこかに「第一のノミ」がいるはずだ/一人より三人のほうがわがままが言えるか?/世界は不思議に満ちた場所/哲学は「考える技術」/日常の中の「哲学パズル」を探究する/本書の構成と各章のテーマ/ほかの本とは「違う読み方」をしてください/この世界は「思っているような世界」ではないかもしれない/意地悪で、残酷で、短い

第1部 道徳を理解する

Chapter 1 権利 「わがまま」を言う権利はないのか?
毎日が騒乱状態/「ぼくにはけんりがない」/「できない」けど「できる」/「権利」とは何か?/「同じ言葉」なのに意味が変わる/権利は手で持てない/権利は「関係性」の中にある/権利より「幸福の最大化」のほうが大事か?/暴走するトロッコをめぐる難問/「太った男」を突き落として五人を救うか?/カントを使って考える/もし線路が「ループ」していたら?/自分で突き落とさなければ問題ない?/「鉄道のプロ」はこう考える/「トロッコ問題」は何を考えるためにあるのか?/子どもへの果てしないレッスン/「ファンタを飲む権利」はハンクにあるか?

Chapter 2 復讐 「やられたらやり返す」は平等か?
謎の悪口/悪に悪を返せば善が生まれることもある/復讐はセックスより気持ちいい?/人間関係の「帳尻」/「分配的正義」と「矯正的正義」/「目には目を」という天才的な方法/「切られた腕」の補償金額はいくらか?/「他人の腕」と「自分の腕」/「共感」は「同情」より強い/現代は「命の値段」が安くなっている/「目には目を」は平等に見えて平等ではない/いじめられることに慣れてはいけない/「怒る」ことは重要である/「最初の悪」と「二度目の悪」は違う/「いつでも別の方法がある」は楽観的すぎる/失ったものは取り戻せない。では、何ができるのか?/嫌なヤツに言い返せる「強力なひと言」

Chapter 3 罰 「おしおき」は哲学的に正当か?
初めてのタイムアウト/親はなぜ子どもを罰するのか?/犬をしつける「プロの方法」とは?/夫を調教師の方法で手なずける?/他者と向き合うときの二つの態度/罰の定義 ── 子どもバージョン/罰は、責任ある者への怒り/理性があるから、行為に責任がある/パートナーを動物扱いしてはならない/子どもは「動物」である/親の仕事は「怒られる子ども」を育てること/叱るときは「行動を叱る」だけではいけない/「気をつけようとしていた」は言い訳にならない/犯罪に対する刑罰の意味/罰は「言葉だけ」では十分ではない/罰を与えなくてもいいときとは?/いちばん大切なメッセージ

Chapter 4 権威 親は子どもに命令できるか?
言うことを聞かないという「信念」/親は子どもの「ボス」か?/あらゆる権威を疑う「哲学的アナーキズム」/「だれも命令できない」vs.「自分の判断で従うときもある」/「言うとおりにしなさい」と言ってしまうわけ/「サービスを提供する」から権威が成立する/「自分だけでやる」よりうまくできるように助ける/次々と間違いの指摘が飛んでくる学問/三つ星シェフは、二流の料理人に命令できるか?/王の権威を疑う7歳の政治哲学者/権威は「役割」に付随する/上司が命令できるのは「当たり前」ではない/もっとも抑圧的な統治者は「会社のボス」/「孤独で、貧しく、意地悪」な人生から脱却する/「民主主義擁護論」を考える/7歳の独立宣言

Chapter 5 言葉 言ってはいけない言葉は言ってはいけないか?
人生で初めて「ファック」を口にする/サマーキャンプで悪態を学ぶ/「同じ意味」なのに、なぜ言ってはいけないのか?/「侮辱のエスカレーション」でどんどん不快になる/汚い言葉を使うのは悪いこと?/「場所」を侮辱していることになる/悪態は「すべての子どもに必要なスキル」である/悪態は体にも心にもいい/「ファック」の文法講座/悪態のレッスン/「使用する」と「言及する」は違う/なぜ行儀の悪い言葉で哲学を論じるのか?/口にしてはならない言葉がある/侮蔑語を差別者から奪い返す/「その言葉」を使わず「その言葉の問題」を指摘する/「善意の行動」が人を不快にする理由/いちばん意地悪な言葉

第2部 自分を理解する

Chapter 6 男女 性、ジェンダー、スポーツを考える
仲良し三人組の5キロマラソン/女子に負けた男子はどうなる?/スポーツが苦手な少年が気づいた真実/男子は女子に負けてはいけない?/スポーツを性別で分ける必要があるのか?/分けなければ女子は大会に出られなくなる?/スポーツにおいて性別分離が重要な理由/スポーツにおいて男女平等が重要な理由/個人の権利ではなく共同の権利/女性の運動能力は男性と「違う」だけ/子どもたちが持ち出したさらに複雑な問題/「性」と「ジェンダー」はどう違うか?/「ジェンダー披露パーティ」で上がる歓声の意味/かつて「男の子はピンク、女の子は青」だった/トランス女性の出場資格をめぐる論争/「平等な競争条件」にこだわることは正しいか?/「女性」と宣言すれば女子スポーツに出場できる?/どのような概念で「女性」を理解するか?/「ノンバイナリー」のアスリートの参加資格は?/あらゆることに哲学はある

Chapter 7 差別 ほかの人がやったのに、責任を取らなきゃいけない?
ローザ・パークスのバスに座る/「ぼくたち、そんなことしなければよかったのに」/それは「私たち」に責任があるのだろうか?/人種は存在しない?/すべてのヒトは「同じ家族」の一員である/人種は「社会的概念」である/かつてイタリア系移民は「黒人」だった?/「惑星」と「借金」と「人種」/「あの人、黒い」と言った子どもに教えた三つのこと/黒人であることには喜びもある/他者の痛みの上に築かれた特権/白人というだけで責任があるのか?/ボーイング社と「白人」の違い/責任がなくても責任を取る/利益を享受する者は、その負担も負うべき/親にできるのは子どもと話すこと/奴隷にとって7月4日は何の日か?/賠償は「支払い」ではなく「プロジェクト」である/ジャッキーとハンクが出会ったとき/特権と不安定さの奇妙な混合/子どもたちに望むただ一つのこと

第3部 世界を理解する

Chapter 8 知識 この世界は本当に現実か?
人生はすべて「夢」かもしれない/「夢ではない」とわかる方法はあるか?/あらゆることを限界まで疑う/荒唐無稽な懐疑論的仮説/「自分は存在する」ことだけは知っている/しかし、パスタの買い置きがあったかどうかも知っている/どうすれば「知っている」と言えるのか?/たった3ページの衝撃的論文/解決不可能な難問/忘れ去られた哲学の業績に光を当てる/冷蔵庫が「空っぽ」とは?/哲学と日常生活では「知っている」の基準が違う/「確かなことはわからない」という巧妙な戦略/「ダウトモンガー」に乗せられるな/シミュレーション仮説 ── 私たちは仮想現実の世界にいる?/「世界をシミュレートすること」は可能か?/「シミュレーション仮説」の問題点/コンピュータの中のあなたも「本物」である/人間が何でできていても道徳は変わらない/「われ愛す、ゆえにわれあり」

Chapter 9 真実 ついていいウソと悪いウソはあるか?
「ふり」をして子どもと遊ぶ/「ウソをつくこと」と「ふりをすること」/子どもが考えた「ゲティア問題」/いつも「正直」でなくてもかまわない/なぜウソをついてはいけないのか?/相手を欺くから悪いのか?/ウソは「相互理解」のためのツールを損う/人殺しに本当のことを言う必要があるか?/それも正しいが、これも正しい?/審判が決めなくても「真実」は存在する/真実は人の数だけ存在するのか?/「相対主義」ではジェノサイドを悪と言えない/真実に到達するには考え抜くしかない/ハンクの相対主義を論破した夜/「認識論的バブル」と「エコーチェンバー」/右派にも左派にもあるエコーチェンバー/エコーチェンバーの見分け方と脱し方/家庭という認識論的バブル/「サンタ」を信じさせるのはウソをつくことか?/望めば「本当のこと」を知らせてもらえるという安心

Chapter 10 心 赤ちゃんであるとはどういうことか?
「犬の心」の謎/赤ちゃんであるとはどういうことか?/「1分前のハンク」はもういない/「コウモリの実感」をめぐる哲学/他者の頭の中には入り込めない/「自分以外の人」には内的世界がないかもしれない?/「哲学的なゾンビ」を考える/意識の難問 ── 人はなぜ「実感」できる?/デカルトの「身心二元論」とは何か?/唯物論 ── 心とはつまり脳である/「メアリーの部屋」── 唯物論に対する反論/「三人の母」── 唯物論に対する反論/「赤いリンゴ」と言って「青いリンゴ」を渡したら?/私たちはみんなゾンビ!?/「見解を持つ」ことには危険がともなう/物質と意識はどう結びつくのか?/意識の話はやめて、ひと休み

Chapter 11 無限 宇宙が無限なら人間の価値は?
「宇宙の端っこ」でパンチをしたらどうなるか?/壁を突き抜けても突き抜けなくても宇宙は無限/「退屈」はあなどれない/いちばん大きな数は?/風船の表面を歩くアリ/殴りたくても殴れない/ゼノンのパラドックス/数学と物理学による解決/「哲学の方法」と「科学の方法」/宇宙が無限なら人間の行動はどう変わる?/「無限の客室」のあるホテル/宇宙に功利主義を当てはめる/「1千億兆個の星たち」を想像する/宇宙から自分を見ると?/「どうでもいいこと」なのに「とても重要」/「大切に扱う」ことで意味を生む/「自分は小さい、他者は大きい」と考える勇気/人生の「不条理」を飲み込む

Chapter 12 神 「神さま」はいるの? いないの?
カウボーイハットをかぶった「神さま」/神はスーパーマン? それともジョージ・ワシントン?/神は「どこかに立っている」わけではない/謎の庭師/反論不可能な主張/「6」という数は存在しない?/「数」は人間がいなくても存在する?/「神さまは本当にいるの?」に答える/4歳児の神学/「虚構主義」という考え方/神についての虚構主義/信じている「ふり」をする/信仰は「信念」ではなく「行為」/「パスカルの賭け」の計算違い/「神さまは見せかけ」ならどうなる?/自分の「疑い」を言う義務がある/奇妙な「存在論的証明」/「別の物理法則」はありえなかったのか?/「悪の問題」── 世界に悪がある理由/「決まり文句」で片付けてはならない/全体としてではなく、「一つずつ」の悪を考える/全知全能の神と「交渉」する/より深く考えて寡黙になる

最後に 哲学者の育て方
板を何枚替えたら、同じ船ではなくなるのか?/今日の私は「先週の私」と同じか?/「考える人」を育てる/「対等な相手」として会話をする/真剣に話を聞き、自分の考えを伝える/昨日より今日、少しでも深く理解する

謝辞
訳者あとがき
付録 もっと考えたい人のための本と情報源
参考文献/出典
事項索引
人名索引
    • 1.
      [書籍]
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