USインディーロック界の至宝、またしても名作を完成!
ニュージャージーの5人組ロックバンドReal Estateが6枚目となるアルバムを完成。またしても名作が届けられました!美しいギターの音色と穏やかなリズムとヴォーカル。思わず息を飲むような素晴らしいギターポップが展開されていきます。儚さを放ちながらも、確かな安心感をもってそっと寄り添ってくれる秀逸な先行シングル「Water Underground」。ミュージックビデオの通り、限りなく淡いライトブルーのイメージが完璧な「Haunted World」。心地の良い冷たさの中に、温もりがしんしんと降り注ぐように、静謐で穏やかな情景を描いていく素晴らしい1枚です。
タワーレコード(2024/03/01)
どこまでも心地いいギターポップ・サウンド!
USインディー・シーンを牽引するバンド、リアル・エステートが最新アルバムをリリース!!
一度聴いたら誰もが虜になる心地いいギターポップ・サウンドでUSインディー・シーンを牽引するニュージャージー出身の5人組バンド、リアル・エステートが、6枚目となるスタジオ・アルバム『Daniel』をリリース!
マーティン・コートニー (vocals / guitar)、アレックス・ブリーカー (bass / vocals)、マット・コールマン (keyboards)、ジュリアン・リンチ (guitar)、サミー・ニス (drums)の5人からなるリアル・エステートは、今作で、ケイシー・マスグレイヴスなど手がけるグラミー賞プロデューサー、ダニエル・タシアンとともに、ナッシュビルのRCAスタジオAで9日間かけてレコーディングした11曲の新曲を完成させた。
1stシングル「Water Underground」は、1990年代のニコロデオンの人気シットコム『ピートとピートの冒険 (原題:The Adventures of Pete & Pete)』にインスパイアされたミュージック・ビデオと共に解禁された。この映像はエドモンド・ホーキンスが監督し、同じニュージャージー出身のTVスターであるダニー・タンベレッリと、同番組に出演したマイケル・C・マロンナが出演している。ニュージャージー郊外で撮影されたこのビデオは、タンベレッリとマロンナ、そしてクリエイターのクリス・ヴィスカルディとウィル・マクロブがコンセプトとプロデュースを担当した。
『Daniel』に収録されている心地良く芸術的な楽曲は、迷いもなく燦々と輝きを放ち、バンドの初期作品の奔放さと、キャリアを重ねて獲得したクオリティーが見事に調和している。
リアル・エステートは今作のためにナッシュビルで部屋を借りて、密な作業環境を整えた。レコーディングが始まって数日後、アルバムのタイトルについて話し合っていたとき、誰かが"Daniel"を提案した。ダニエル・タシアンに由来するのだろうか?そうかもしれない。そして今作は、自分たち自身や自分たちの認識を深刻に考えすぎることなく、自分たちの音楽に真剣に取り組めるほど長く活動してきたバンドの証だったのだろうか?もちろん。
国内盤CDには、歌詞対訳付きの解説書が封入され、テレヴィジョンのカバー曲「Days」を追加収録。
発売・販売元 提供資料(2023/11/28)
そもそもUSインディー勢のなかでも美メロに定評のあったバンドだけに、〈シングル化できるストレートなポップソングだけで構成されるアルバムをめざした〉というこの6作目が悪いわけがない。ケイシー・マスグレイヴなどフォーキーな音作りを得意とするダニエル・タシアンの起用もばっちりハマっており、永遠に続いてほしいとさえ思う至福の時間が広がる。
bounce (C)田中亮太
タワーレコード(vol.483(2024年2月25日発行号)掲載)