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「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な充実を目指して
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商品の情報

フォーマット

書籍

構成数

1

国内/輸入

国内

パッケージ仕様

-

発売日

2023年11月24日

規格品番

-

レーベル

ISBN

9784762832383

版型

A5

ページ数

352

商品の説明

全ての子供たちの可能性を引き出す,個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実とは。本書ではこの問いに迫るために,当代きっての著者たちが,現状において考えうる多様な回答を理論と実践の両側面から検討する。「一人一人の子供を主語にする学校教育」の実現に向けて,いま何ができるのか。その手がかりがここにある。

理論的・実践的に知るべき最上の知見がここにある。

本書は,今後の教育を構想するうえで必要不可欠なマップであり,羅針盤となるだろう。なにより「幼児教育」を個別・協働の始まりとすることで本書に大きな広がりが生まれたことに,私は大いに勇気づけられた。――無藤 隆(白梅学園大学名誉教授)

うまく学べない子がいたとき,それはその子に障害があるからでも,資質・能力に劣るからでもない。子どもの違った姿を見たいなら読んでほしい。本書は教師・学校が変わるための精良な示唆に満ちている。――藤原さと(「こたえのない学校」代表)


■主な目次
刊行に寄せて 【荒瀬克己】
第1章 「令和の日本型学校教育」と一斉指導の原理的問題 【奈須正裕】
第2章 多様性に正対し,自立した学習者を育む教育の創造 【奈須正裕】
第3章 一体的な充実を実現する2つの在り方 【奈須正裕】
第4章 互恵的に深化・発展する個別最適な学びと協働的な学び 【伏木久始】
第5章 幼児教育から見た個別最適な学びと協働的な学び 【大豆生田啓友】
第6章 個別化・個性化教育の推進 【加藤幸次】
第7章 個が自律的に学ぶ授業づくり 【佐野亮子】
第8章 才能・2E教育の観点からの個別最適な学びと協働的な学び 【松村暢隆】
第9章 協同的な学習における子どもの学びと育ち 【金田裕子】
第10章 協調学習とは何か 【白水 始】
第11章 多様な学び方を許容できる協同学習 【涌井 恵】
第12章 奈良の学習法に見る個別最適な学びと協働的な学び 【宇佐見香代】
第13章 フレネ教育に見る個別的・個性的な学びと協同的な学び 【坂本明美】
第14章 一人ひとりがみんなと自由に 【堀 真一郎】
第15章 経済産業省「未来の教室」プロジェクトが目指してきたもの 【浅野大介】
第16章 ICTが拓く個別最適な学びと協働的な学びの新たな地平 【堀田龍也】

作品の情報
メイン
アーティスト
収録内容

構成数 | 1枚

はじめに 奈須正裕
刊行に寄せて 荒瀬克己

第1章
「令和の日本型学校教育」と一斉指導の原理的問題 奈須正裕
1 「令和の日本型学校教育」
(1)「日本型学校教育」の成果と強み
(2)社会構造の変化と「日本型学校教育」の問題
(3)個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実
(4)「令和の日本型学校教育」が求めるもの
2 近代の発明品としての一斉指導
(1)安上がりが最大のメリットである教育方法
(2)雀の学校
3 一斉指導の何がどう問題なのか
(1)「まだ終わっていない人も鉛筆を置いて」
(2)適性処遇交互作用
(3)学習計画の立案に子どもが参画する
(4)学習権・発達権の全面的な保障

第2章
多様性に正対し,自立した学習者を育む教育の創造 奈須正裕
1 一人ひとりを大切に扱う教育への志向
(1)コンピュータを介して熟達者の知識を学ぶ
(2)ITSが得意なこと,苦手なこと
3 学校教育のパラダイムシフト
(1)「教える」システムから「学ぶ」システムへ
(2)ゆるやかな協働と学校の民主化
(3)GIGAスクール構想の真価
(4)規律訓練との決別と環境による教育
(5)文脈情報の開示
4 デジタルを実装した環境による教育
(1)環境による教育と「情報技術パラダイム」
(2)非同期型コミュニケーション
(3)空間的制約からの解放
(4)「対面×非同期」の可能性
5 多様性が互恵的に学びを深める教室
(1)意図的に計画された協働的な学び
(2)ジグソー学習
(3)子どもの問いかけから生まれる協働的な学び
(4)社会的に構成される意味としての知識
6 子どもたちと教師の協働による学校の創造
(1)子どもたちが進める授業
(2)子どもたちだけでできること,難しいこと

第3章
一体的な充実を実現する2つの在り方 奈須正裕
1 異なるアプローチであるがゆえに可能となる豊かさ
2 学習過程上で経時的に組み合わせる
(1)奈良の学習法
(2)日本の授業の伝統としての個別最適な学び
(3)家庭学習と授業の一体的な充実
(4)授業支援クラウドの活用
(5)単元で構想する
(6)あらためて単元とは何か
3 カリキュラム上で共時的にバランスよく配置する
(1)カラフルなカリキュラム
(2)自由と民主主義を大切にする教育
(3)2割を変えると子どもが変わる
(4)子どもと教師が共に学び育つ学校
4 各学校ならではの最適解・納得解を求め続ける

第4章
互恵的に深化・発展する個別最適な学びと協働的な学び 伏木久始
1 個の学びが求められる意味
(1)「個別最適」という用語の受け止め
(2)「個別最適な学び」が求められる背景
2 自律的な学習と他律的な学習
(1)自律的な学び
(2)他律的な学び
(3)自律的な学びと他律的な学びの関係性
(4)自律的・他律的な指導と子ども観・人間観
(5)個別最適な学びと協働的な学びの前提としての自律的な学び
3 「一人学び」と「学び合い」
(1)一斉画一的な学習指導の限界
(2)"個に応じた教育"の実践
(3)「個に応じる」ということ
(4)個別学習と集団思考
4 「ダイバーシティ」と「インクルージョン」
(1)多様性=ダイバーシティ
(2)包摂=インクルージョン
(3)多様性と包摂を意識した個別最適な学びと協働的な学び
5 一人ひとりの子どもが身につけ,発揮していく力

第5章
幼児教育から見た個別最適な学びと協働的な学び 大豆生田啓友
1 わが国の幼児教育・保育の特色
(1)日本の幼児教育の特色:環境による教育
(2)幼児教育の歴史的系譜と協働的な学び
2 個別性と協働性が一体化する幼児教育の実践
(1)個別性重視が「育ち合い」の基盤
(2)遊びによる探究的な学び
(3)「対話」による市民性の教育
3 小学校との連携の新たな時代へ

第6章
個別化・個性化教育の推進
―「個に応じた指導」のよりいっそうの充実を求めて 加藤幸次
1 「一斉授業」体制から「個に応じた指導」体制へ
2 「 個に応じた指導」体制づくりのための方略(1)
―誰がイニシアチブを握っているか
3 「 個に応じた指導」体制づくりのための方略(2)
―個をどの方向に向かって育もうとするのか
4 「 個に応じた指導」体制づくりのための方略(3)
―「指導の個別化」と「学習の個性化」
5 「 個に応じた指導」のための10の多様な学習プログラムをつくる
6 まとめに代えて―現代的課題に対応する"協働的な学び"

第7章
個が自律的に学ぶ授業づくり
―単元内自由進度学習における教師の...
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