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| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年12月15日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 集英社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784087212914 |
| ページ数 | 256P |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
プロローグ 「帝国」をめぐる、新しい物語を探して 内田樹
第1章 現代トルコの戦国時代的智慧に学ぶ
第2章 国民国家を超えたオスマン的文化戦略を考える
第3章 東洋に通じるスーフィズムの精神的土壌
第4章 多極化する世界でイスラームを見つめ直す
第5章 イスラームのリーダーとしてトルコがめざすもの
第6章 日本再生のために今からできること
エピローグ I トルコに学ぶ新しい帝国日本の転生 中田考
エピローグ II 明日もアニメの話がしたい 山本直輝
オスマン帝国の終焉から100年
日本は「帝国」の智慧に学べ
紛争と閉塞を生む「国民国家」の限界を超えるために
第1次世界大戦後、西欧列強が「国民国家」を前提とし中東に引いた国境線。
それが今なお凄惨な戦争の原因になっている。そのシステムの限界は明白だ。
トルコ共和国建国から100年。
それはオスマン帝国崩壊100年を意味する。
以来、世俗主義を国是とし、EU入りをめざしたトルコ。
だが、エルドアン政権のもと、穏健なイスラーム主義へと回帰し、近隣国の紛争・難民など国境を超える難局に対処してきた。
ウクライナ戦争での仲介外交、金融制裁で経済危機に直面しても折れない、したたかな「帝国再生」から日本が学ぶべきこととは?
政治、宗教からサブカルチャーまで。
ひろびろとした今後の日本の道筋を構想する。

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