| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年11月17日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 新潮社 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | 新書 |
| SKU | 9784106110184 |
| ページ数 | 240P |
| 判型 | 新書 |
構成数 : 1枚
第1章 「貧乏」が私のかくし味
I 私の貧乏メシ
II 貧乏ピッツァ
III パンに挟んで食べれば世界は平和
IV 温厚で寛容な「悪魔」
第2章 やっぱりイタリアは美味しい
I イタリア式長生きの秘訣
II 最高の創造物――プリニウスも夢中だったもの
III 真夏の菜園――イタリア人の血はトマトで出来ている
IV 夏はメロンで乗り切るイタリア
V 栗――文明を支えるスーパー・フード
VI 豆のエゴイズム
VII ファースト・フードとスロー・フード
第3章 素晴らしき日本の食文化
I 地下の天国
II 世界一美味しい日本の牛乳
III 素麺、シンプルななりをした手強いやつ
第4章 世界を食べる
I 世界の朝メシ
II 啜り喰ってこそ、醍醐味
III 鍋は食べる温泉である
IV たかが飴玉、されど飴玉
V 世界では酒を飲んだあとに何を食べるのか
VI スパークル飲料は人生賛歌
VII 世界の「おふくろの味」
第5章 忘れがたき思い出メシ
I お節料理か、豚足か
II 思い出のアップルパイ
III 「出前」のありがたさについて考える
IV 味覚の自由を謳歌する
あとがき
貧乏こそが、最高の「かくし味」だった――。食の記憶からあふれる人生のシーンを描く、至極のエッセイ。
17歳でフィレンツェに留学。極貧の画学生時代に食べたピッツァの味が、今でも忘れられない――。トマト大好きイタリア人、ピッツァにおける経済格差、世界一美味しい意外な日本の飲料など、「創造の原点」という食への渇望を、シャンパンから素麺まで貴賤なく綴る。さらに世界の朝食や鍋料理、料理が苦手だった亡き母のアップルパイなど、食の記憶とともに溢れる人生のシーンを描き、「味覚の自由」を追求する至極のエッセイ。

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