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ウィーン ユダヤ人が消えた街 オーストリアのホロコースト

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フォーマット 書籍
発売日 2023年11月16日
国内/輸入 国内
出版社岩波書店
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784000222457
ページ数 262
判型 46

構成数 : 1枚



第I部 オーストリアの反ユダヤ主義

はじめに

第一章 近代的反ユダヤ主義言説の形成
一 近代の成功者ユダヤ人
二 大衆政党の登場――社会民主党とキリスト教社会党
三 キリスト教社会党の反ユダヤ主義

第二章 両大戦間期オーストリアの反ユダヤ主義
一 反ユダヤ主義言説の転換
二 オーストリア・ナチの登場
三 真のドイツ性と反ユダヤ

第三章 ユダヤ人社会の政治的孤立と窮乏化
一 世紀末ウィーンのユダヤ人
二 政治的ホームレス
三 ユダヤ人社会の窮乏化

第II部 ホロコースト

はじめに

第一章 エクソダス
一 合邦の衝撃
二 ウィーン・モデルとは何か
三 ユダヤ人移住本部

第二章 移住から移送へ
一 第二次世界大戦開戦から独ソ戦まで
二 ユダヤ人社会の消滅
三 正義と不正義の境界

第III部 二つの顔を持つ国

はじめに

第一章 オーストリアの戦後補償
一 犠牲者援護法と返還法
二 国外の犠牲者と相続人不在の財産

第二章 オーストリアの歴史政策
一 ヴァルトハイム事件
二 歴史政策の転換

あとがき

主要文献目録
人名索引

  1. 1.[書籍]

冷戦後の史料公開や研究の深化により、ホロコーストの「傍観者」=現地社会の加害の面が明らかになった。世紀末ウィーンに一八万人いたユダヤ人の苛烈な追放を可能にしたものは何か。多民族帝国から近代国民国家への激震の中、被害と加害のはざまを揺れ動いたオーストリアのホロコーストを、戦後の歴史政策も含めて描き直す

作品の情報

メイン
著者: 野村真理

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