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CD
HOLLOWGALLOW
dip
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商品の情報

フォーマット

CD

構成数

1

国内/輸入

国内

パッケージ仕様

-

発売日

2023年12月13日

規格品番

UKDZ-0246

レーベル

SKU

4514306021165

作品の情報
メイン
アーティスト
dip
オリジナル発売日
2023年12月13日
商品の紹介
日本を代表するオルタナ・ギターロック・バンドdip、9年ぶり14作目のアルバム。
「闇を切り裂く極彩色の閃光。
ディープ&ミニマル&プログレッシヴ&サイケデリック!dip、32年目の新境地。

9年ぶり14作目は、聴くほどに底なし沼に引きずり込まれるように深みにハマってしまう大傑作だ。ЯECK(FRICTION)、田渕ひさ子(toddle、ex.ナンバーガール)、細海魚(HEATWAVE etc.)をゲストに迎えた、かつてなくドープでヒプノティックでドラッギーな、蒼き冷気漂う12曲。dipの王道にして新次元が深く響く。何度も聴け。そして潜れ。」(小野島大)

1991年の結成以来、ボーカル&ギターのヤマジカズヒデを中心に日本のオルタナティブ・ロック・バンドとしてex.THE SMITHのジョニー・マーもフェイバリットにあげるなど唯一無二の存在として国内外で熱狂的な支持を得ているdip。

前作2014年リリースのアルバム「neue welt」[読み:ノイエ・ヴェルト]などの作品で長年に渡りプロデューサーを務めてきた石塚 BERA 伯広[読み:イシヅカ ベラ ノリヒロ](ヤマジとクハラカズユキ(Dr:The Birthday etc.)とのスリーピース・バンドqyb[読み:キュウ・ワイ・ビー]ではベース担当。元・筋肉少女帯のメンバーで、大槻ケンヂとの電車、戸川純ソロプロジェクト、木魚、プノンペンモデルなどでも活躍)が2019年に交通事故で急逝。これまで旗振り役を務めてくれた音楽的なパートナーが不在の中、当時のマネージメント・オフィスを離れ、ヤマジがセルフ・マネージメントをはじめざるを得ない状況で雑務が増えたことやコロナ禍での行動制限もあり、新作の着手へ向かう気持ちになるのに時間がかかりました。

しかし、2023年に入り、昨年10月に亀戸ハードコア10周忌のライブ・イベントで同じバンドの一員として共演したシーナ&ロケッツの鮎川誠さんが突然1月に旅立たれたこともあり、60歳も近づいて来たヤマジが、今後の音楽人生での優先順位を考えた時に、dipの3人での特別な進化の可能性と「新曲を作らないバンドは解散した方が良い」という信念から遂にdipの制作が始まりました。

結成当時はSONIC YOUTH、PAVEMENT、DINOSAUR JR.、MY BLOODY VALENTINEなど90年代の新しいロックと、それ以前から好きだったTELEVISION、THE VELVET UNDERGROUND、PINK FLOYD、CANなどの影響が強かったのですが、今やそれらのエッセンスがうまくMIXされ、ナガタ&ナカニシによるリズム隊の生み出すソリッドでドライブ感のあるビートに、ヤマジのボーカルとギターがのっかってdipならではの音楽に昇華されています。

ヤマジカズヒデはミュージシャンズ・ミュージシャンとしても評価が高く、2017年のギターマガジン誌のプロ・ギタリストが選ぶ「ニッポンの偉大なギタリスト50」にランク・インしています。

2013年からは毎年フジロックでのex.THE ROOSTERSの池畑潤二を中心とするROUTE 17 Rock'n'Roll ORCHESTRAに参加。2019年、石塚BERAが急逝した3日後の岡山での戸川純のライブに急遽ピンチヒッターとして出演の後、戸川純のYAPOOS(ヤプーズ)に正式メンバーとして参加。他にもex.THE ROOSTERSの大江慎也のバンドなどdip以外でも精力的に活動しています。
発売・販売元 提供資料 (2023/11/08)
収録内容

構成数 | 1枚

合計収録時間 | 01:11:39

    • 1.
      [CD]
レビュー
  • 実に9年ぶりとなる通算14枚目のアルバムは、怪しげな空気の漂う"self rising flower"にはЯECK、メランコリーが立ち込める"the place to go"には田渕ひさ子、甘美な轟音を疾走させる"eva"には細海魚といったゲストを招いて制作。持ち味のサイケデリアはより深みを増し、強烈な恍惚感に全感覚を奪われる。耳に残る旋律を擁した"perverse"が抜群の心地良さ。
    bounce (C)山口哲生

    タワーレコード (vol.481(2023年12月25日発行号)掲載)

カスタマーズボイス
総合評価
5.0
★★★★★
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(1)
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★★★★★
★★★★★
投稿日:2024/01/03

快楽と懺悔。囁きと手紙。雨と傘。釘抜きとトンカチ。無法と逮捕。新星とブラックホール。流浪と軌道。発掘と埋葬。没義道と律儀。陸橋と踏切。爆薬と睡眠薬。工場と廃墟……。

しかしあれだ、工場と一口に言っても、いろんな工場があるわけで、町工場(まちこうば)もあれば24時間稼働の郊外の大工場もあり、職人技が光る工場もあればフルオートメーションシステムによって無人で製造されていく工場もあり、小ロット生産で図面が次々に入れ替わって種々の製品が作られていくところもあれば、ただひたすら同一製品を同一の規格で作りつづけていくところもあるし、屑の散乱するところもあればクリーンルームもあり、男だけの現場もあれば多くの女や外国人が働く現場もあり、素材を作る工場もあれば素材を加工する工場もあるし、加工品のパーツ類を組み立てる工場もある。

で、さて、3ピースバンドのdipの音楽を工場に喩えるとするならば、もちろんそのミニマル感がやはり町工場あるいは工房あるいは研究室を連想させるのだけれど、それと同時に時として造船所とか製鉄所とか造幣局とかの巨大工場の光景も彷彿とさせつつ、それでもやはりプラモデルが組み上げられていく子供部屋であったり、油と切粉と騒音にまみれた鉄工所のようでもあり、贋金造りが密かに行われている地下室に通じてもいるのが面白い。

dipという工場は、都会の片隅の居酒屋やバーと隣り合う場所に立地しているようでもあり、大自然小自然に抱かれた修道院風の建物のなかに設営されているようでもある……。

とりあえず夕暮れまでdipの工場または工房から聞こえてくる音と言葉に耳を澄ませ揺蕩(たゆた)い耽湎していよう、帰るに帰れず、堕ち着きもせず、次へ行こうとして、次に来るものを待ち草臥(くたび)れながら、自ら音のプリズム・音の回路・音の現像室と化しながら……。

ニュース & 記事
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