絶賛された前作から6年、フィンランドのシンフォニック・ブラック・メタルのアイコン、シェイド・エンパイアの新作が完成。比類なき残虐性とともに示唆に富むテーマ性を盛り込んだニュー・アルバム。 (C)RS
JMD(2023/11/22)
絶賛された前作から6年、フィンランドのシンフォニック・ブラック・メタルのアイコン、シェイド・エンパイアの新作が完成。比類なき残虐性とともに示唆に富むテーマ性を盛り込んだニュー・アルバム『サンホーリー』、リリース。
絶賛された憎悪の頌歌『Poetry Of The Ill-Minded』のリリースから6年、フィンランドのシンフォニック・ブラック・メタルのアイコン、Shade Empireは、『Sunholy』という傑作を完成させた。「太陽(sun)」と「残酷(unholy)」という2つの概念を合わせた『Sunholy』により、Shade Empireは光と闇、善と悪、聖と異端の二元性を解き明かそうとしているということは冒頭から明らかとなる。アルバムは、Shade Empireの伝統である比類なき残虐性とともに、示唆に富むテーマ性を盛り込んだ全9曲から構成されている。アルバムに収録された3曲のシングルはそれを予感させる。オープニング・トラック「In Amongst The Woods」は、メロディックなヴォーカルと無慈悲な叫び声の間にほとんど慰めを与えず、リスナーの頭蓋骨を即座に荒れ狂わせる。タイトル・トラックの「Sunholy」は、バンドのトレードマークであるシンフォニック・ブラック・メタルの容赦ない力強さを示し、最後に「Torn Asunder」は、メロディと地を這うようなメタリックな衝撃という二律背反する要素の間をシームレスに移行するバンドの能力を強調している。
発売・販売元 提供資料(2023/11/06)