フォーマット |
CD |
---|---|
構成数 |
1 |
国内/輸入 |
国内 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2024年01月24日 |
---|---|
規格品番 |
PECF-3287 |
レーベル |
|
SKU |
4544163469411 |
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 00:51:33
-
なんと12年ぶりとなった通算6枚目のアルバム。その間に向井秀徳はNUMBER GIRLを再結成~再解散し、その余波を感じる"チャイコフスキーによろしく"のような曲もなくはないが、バンドのシグネイチャーであるどこか都会的でいてアンダーグラウンドな匂いをまき散らす、異形なファンクの凄味はいや増すばかり。メランコリックだが不穏な"公園には誰もいない"など、詞には夕景、いわゆる逢魔が時の情景が多く描かれ、そこに荒涼とした都市の闇が滲む。その極致といえる"永遠少女"はバンドの新境地であるだけでなく、音楽でしか表現しえないリアリズムすら纏ったような恐るべき一曲だ。
bounce (C)鬼頭隆生タワーレコード (vol.482(2024年1月25日発行号)掲載)
向井秀徳の最高傑作かも
繰り返される諸行は無常であって
たとえばクラスの席順が
ある日俄かに
あいうえお順からABC順に変わるかもしれんが
それでもやっぱりアダチ君はやっぱり一番前だろうし
ワタナベ君は相変らずずっと後ろの方に着座するだろう
とはいえ、席は乱れ散って
乱れ散って仲よしこよしも引き裂かれ
ばらばらになるだろうし
ザゼン・ボーイたちも最後尾にのそのそ移動して結跏趺坐することになろう
そもそも、zという奴は今でこそおしまいの文字として扱われてるのだけど
もともとはフェニキア文字7番目の文字ザインであって
剣・兵器を意味してた物騒なような頼もしいような輩で
それがギリシア文字では6番目の文字ζゼータとして使われてたのだけど
ラテン文字では最初は要らないとして捨てられてたのが
やっぱり要るってことでそれで最後の文字として
落ちこぼれてたのを拾われた
という経緯がありまして
当今のザゼン・ボーイたちが果して
落ちこぼれてるのを拾われた存在であるのか
それとも逆に落ちこぼれてるのを拾い上げる存在なのか
そんなことは全部知ってるような知らんような
顔をして、ともかく反吐が出るほどzにまみれて
せっかく出来上がってたジグソーパズルを電光石火で
叩き壊して、夕暮れの西日の残光の迸りを浴びながら
ありきたりでありきたりでない風景を組み上げようとして
いる少年は
話し出すきっかけとなるαアルファを探してるのか
最後通牒となるωオメガを求めてるのか
袋小路にいてるのかションベン横丁に彷徨い込んだのか
グリーン・アラスカでもがぶ飲みすれば
脳内回路の接点が恢復するか、もしくは乱離骨灰にバグりにバグりまわるか
してなんかピカンと閃くかもしれんが
お早めのご注文で発売日前日にお届けいたします
山口県・四国・九州・沖縄県
フラゲ注文受付期間は地域によって異なります。
お住まいの地域をご確認ください。
発売日前日
にお届けします発売日当日
にお届けしますフラゲ注文受付期間は地域によって異なります。
お住まいの地域をご確認ください。