デビュー・アルバム『-!-』が絶賛されたロサンゼルスの4人組、デッド・ポエット・ソサエティの新作が完成。アンセミックなオルタナティヴ、ダークなハードロック、プログレッシヴ・インディのスペクトルを織り交ぜたセカンド・アルバム『フィッション』、リリース。
自らのアートを定義し、再定義し、完成させてきた10年を経て、2作目のリリースを目前に控えたDead PoetSocietyが今どこにいるのかは、より明確になっている。彼らはロックの次なるブレイク・アクトであり、『FISSION』で新旧のファンの心をとらえ、これからの旅に挑む、唯一無二の魅惑的なグループだ。絶賛されたデビュー・アルバム『-!-』(2021年)に続き、Dead Poet Societyは彼らが今日まで歩んできた個人的な旅を解き明かそうとしている。『FISSION』は、そのタイトルが示唆するように、個人的な変化と成長の激動についての13曲からなる研究であり、シンガー、Jack Underkoflerが証言するように、「私たちが何者であるかを変えた出来事をミクロに、そして広く見ていく」ものである。そのために、人間関係の破綻、あらゆる形の中毒の検証、成人期の責任と挑戦についての考察、自己の進化、喪失、絶え間ない探求との闘い等、過去がほじくり返される。「このアルバムは、多くの意味で、大人になることで生じる感情的な痛みを解きほぐすことをテーマにしている」とUnderkoflerは言う。こうして『FISSION』は、アンセミックなオルタナティヴ、ダークなハードロック、プログレッシヴ・インディのスペクトルを織り交ぜた、深みと中身を持った魅力的なアルバムへと仕上がった。『FISSION』は、心地よい親しみやすさと不穏な異質さ、生々しさとアナログ感が同居している。予期せぬ展開や逸脱がしばしば姿を現し、繰り返し聴くことでさらに大きな秘密が見えてくる。
発売・販売元 提供資料(2023/11/29)
メンバーがバークリー在学中に結成され、スパインファーム発のフル・アルバム『-!-』(2021年)が高く評価されたボストンの4人組バンドによる2作目。ジェント・ポップとも称される音楽性はメロディックなリフと緻密なボトムのループするダンサブルな仕上がりで、重さや激しさ以上にキャッチーなビート感に熱くさせられる。伝統的なハード&ヘヴィー気質の猛々しいヴォーカルもいい。
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.482(2024年1月25日発行号)掲載)