世界で最も愛されてるパンク・ロック・バンド、グリーン・デイが約4年ぶりとなる新たなスタジオ・アルバム『セーヴィアーズ』を引っ提げシーンに戻ってくる!
パンク・ロックの教科書的アルバムとなった1994年発表のデビュー・アルバム『ドゥーキー』から30年、そしてパンク・ロックの金字塔的アルバムである2004年の『アメリカン・イディオット』から20年――彼らはその2作のプロデュースも手掛けた名伯楽、ロブ・カヴァロとまたタッグを組み、新たなパンク・ロックの物語を作り上げた。ロンドンとロサンゼルスでレコーディングされた本最新作『セーヴィアーズ』は、グリーン・デイにとって通算14作目となるスタジオ・アルバム。
1stシングルである、アルバムのオープニング・トラックとなるのは「ジ・アメリカン・ドリーム・イズ・キリング・ミー」。アルバムのために書き、レコーディングした最後の曲のひとつである。「作り終わった瞬間、「この曲は最初にいれよう」と決めたビリー。彼はこの新曲を 「伝統的なアメリカン・ドリームが、多くの人々にとってうまくいかないことを表現した。実際、それは多くの人々を苦しめている」と語っている。
“救世主(セーヴィアーズ)"とは何か?その問いにグリーン・デイはどう答えるか?答えはこのアルバムにある。
発売・販売元 提供資料(2023/12/06)
パンク・ロックの教科書的アルバムとなった1994年発表のデビュー・アルバム『ドゥーキー』から30年、そしてパンク・ロックの金字塔的アルバムである2004年の『アメリカン・イディオット』から20年――彼らはその2作のプロデュースも手掛けた名伯楽、ロブ・カヴァロとまたタッグを組み、新たなパンク・ロックの物語を作り上げた。ロンドンとロサンゼルスでレコーディングされた本最新作は、グリーン・デイにとって通算14作目となるスタジオ・アルバム。 (C)RS
JMD(2023/11/07)
The American Dream Is Killing Meなどの先行曲からも方向性は予想できたことだろう。ジャケもタイトルも意味深な4年ぶりのニュー・アルバムは、前作『Father Of All Motherfuckers』以降のアメリカ社会や世界を取り巻く不穏な空気を躊躇なく反映したもの。彼らとの二人三脚を経て名プロデューサーになったロブ・カヴァロとおよそ10年ぶりに合体し、サウンドの傾向的にも『Dookie』(94年)や『American Idiot』(2004年)の進化形となるパンク・ナンバーがポップに際立っている。一方では近年の作品で見せてきた振り幅を深化した側面もあり、単なるルーツ回帰に終わらない仕上がりが実に頼もしい!
bounce (C)轟ひろみ
タワーレコード(vol.482(2024年1月25日発行号)掲載)