野性むきだしの純粋な魂が、冬のパリを彷徨う。
年上の青年との出会いが少年の凍てついた心を溶かしてゆく―。
冬のある夜、17歳のリュカは父親が事故で急死し、深い悲しみと喪失感を抱える。葬儀の後、兄に誘われてはじめて訪れたパリで、年上の青年でアーティストのリリオと出会う。リュカは彼に心惹かれるが、リリオには秘密があった…。
俊英クリストフ・オノレ監督が、半自伝的な物語を映画化。アルプスの麓とパリを舞台に、少年の思春期の恋愛、父の死による喪失と再生を淡く優しい映像美で描く。
音楽を担当するのはワールドワイドで活躍を続ける半野喜弘が担当。少年の危うさや脆さを時に冷たく、しかし寄り添うような優しさも絶妙なバランスで音楽で表現をする名作。
300人近い役者の中から抜擢された主人公リュカ役のポール・キルシェは、本作でサン・セバスティアン国際映画祭主演男優賞を最年少で受賞。フランスの名優ジュリエット・ビノシュが、リュカの母親役を熱演している。
<作曲家半野喜弘からのコメント>
撮影に先立ち、クリストフ・オノレ監督から本作のテーマについて説明を受けた。
彼は私に、ストーリーと数枚の写真に基づいて、『家族』のノスタルジーをテーマに作曲するよう依頼した。私は、17歳の少年が大人になっていく過程、儚さ、戸惑い、家族の絆、未来への希望を音楽で表現し監督に託した。
私たちのコラボレーションは、奇跡的なシンクロニシティを生み出した。
撮影前に作曲されたすべての曲が、この美しい映画全体に響き渡ったのだ。これは驚きであり、貴重な経験だった。
※「輸入盤:国内流通仕様」のため日本語解説・帯は付きません。輸入盤と同内容になります。
発売・販売元 提供資料(2023/11/02)
冬のある夜、17歳のリュカは父親が事故で急死し、深い悲しみと喪失感を抱える。葬儀の後、兄に誘われてはじめて訪れたパリで、年上の青年でアーティストのリリオと出会う。リュカは彼に心惹かれるが、リリオには秘密があった…。俊英クリストフ・オノレ監督が、半自伝的な物語を映画化。アルプスの麓とパリを舞台に、少年の思春期の恋愛、父の死による喪失と再生を淡く優しい映像美で描く。音楽を担当するのはワールドワイドで活躍を続ける半野喜弘が担当。少年の危うさや脆さを時に冷たく、しかし寄り添うような優しさも絶妙なバランスで音楽で表現をする名作。300人近い役者の中から抜擢された主人公リュカ役のポール・キルシェは、本作でサン・セバスティアン国際映画祭主演男優賞を最年少で受賞。フランスの名優ジュリエット・ビノシュが、リュカの母親役を熱演している。 (C)RS
JMD(2023/10/27)