| フォーマット | コミック |
| 発売日 | 2023年10月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | ワン・パブリッシング |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784651204017 |
| ページ数 | 176P |
| 判型 | B6 |
構成数 : 1枚
「センゴク」の宮下英樹の新作はヨーロッパの戦国、「三十年戦争」
17世紀初頭、今のドイツ、オーストリアを含むヨーロッパの中央部を支配していたのが神聖ローマ帝国だ。帝国とはいえその実態は独立性の高い小さな領邦がモザイク状に寄り集まったもので、しかも前世紀以来の旧教(カトリック)派と新教(プロテスタント)派の対立がくすぶっており、両者の対立はわずかなきっかけでも暴発しかねない状況だった。
そんなある日、今のチェコの一部であるボヘミアで、ある事件が起きた。旧教派の王に弾圧されていた新教派の民衆が城に押し寄せ、王の家臣を窓から放り投げたのだ。新教派の不満は一気に反乱へと発展、ボヘミア王も鎮圧のために軍を動かし、両派の対立は軍事的衝突へと向かっていく。のちに「三十年戦争」と呼ばれ、ドイツの人口が3分の2に減ってしまうことになる恐るべき戦争はこうして始まった…。
第一部の主人公、フリードリヒ五世とは?
この反乱を見て動き出したのが、本作第一部の主人公、ドイツ南東部のファルツの領主、フリードリヒ五世。新教派の有力諸侯のひとりで、本作では容姿端麗、乗馬にフェンシングと何でもこなし、領国統治にもそつがなく、妻は大国イングランドの王女という完全無欠の男として登場する。
フリードリヒは、かねてから新旧両派の対立を憂えており、なんとか両者の対立を終わらせたいとの理想を持っていた。そしてボヘミアでの反乱を知るや、ある驚くべきプランを実行すべく、突如、行動を開始する…。そのプランとはいったい何なのか? そして、彼の挑戦の行方とは?
個性的な人物が次々と登場する群像絵巻!
とにかく登場人物たちが個性的なのが宮下ワールドの魅力のひとつ。本作でもフリードリヒをはじめ、そのライバルのボヘミア王フェルディナント、抜け目のない傭兵隊長マンスフェルトなど、癖の強い人物が次々に登場、熾烈な駆け引きを繰り広げつつ、ついには軍事的決戦へと突き進んでいく。
本作は、歴史を知らなくても楽しめる群像劇なので、歴史が苦手な方もぜひ読んでみてほしい。この第一巻には、巻末に「特別講座 神聖ローマ帝国とは何か」と「特典 宮下英樹インタビュー」も収録。背景を理解して読めばより楽しめるはずだ。

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しかし、買ってすぐに読めた訳ではない。私も、神経疲労や眼精疲労で、読書がなかなか出来ない時が少なくない。読み進めても、家事は重労働で時間がかかるので、1日に何時間も読書に専念できない、休憩の合間の分単位。挫けかけていたときに、マザランのドラマの動画をたまたま視聴して、リシュリューを調べ直すと、30年戦争では新教側で参戦していた。カトリックの聖職者である枢機卿の判断である。国内では、新教勢力をラ・ロッシェル包囲戦で抑圧。この政治判断を、私は詳しく知りたくなり、本作品を一気に読み通した。
期待通り、第一巻を読了すると、30年戦争の梗概が頭に入りだした。ドイツ史ではよく出てくる30年戦争だが、フランスが参戦していてことも、実は、今回リシュリューを調べ直さなかったら、何故か抜け落ちていたくらいだった。
第1巻は、第一期の序盤なので、まだフランスやリシュリューは登場しない。
史実が点在していて、ぼんやりとしか把握出来ていないのが私の悩み。何回も調べ直す事になるが、漫画や映画はその点優れた教師。
枢機卿及びリシュリュー公爵Armand Jean du Plaissis, cardinal et duc de Richelieu の祥月命日(1642年12月4日)に。