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| フォーマット | ムック |
| 発売日 | 2023年10月26日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | NHK出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784142231577 |
| ページ数 | 116P |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
千年の時を越える、「祈り」の三十一文字
数ある勅撰集のなかでも、特別な位置を占める『古今和歌集』。日本人ならではの美意識や心情が詠み込まれた歌は、いまなお私たちの胸を打つ。1000以上に及ぶ入集歌のなかから名首60余を厳選し、作者の想いを読み解きながら、歌の調べを味わいつくす。

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“和歌の復興と復権を果たし、漢詩文に肩を並べる新たな和歌の時代を作り上げる目的の編纂プロジェクト”という点は、『フランス語の擁護と顕揚』から始まる、16世紀フランスの詩人グループプレイヤド派の活動とも共通項があり興味深い。
本テキストでの出会いの一つは、在原業平〈忘れては夢かとぞ思ふ思ひきや雪ふみわけて君を見むとは(雑下・970)〉の1首。「思ふ思ひきや」の部分を何度も反芻して吟味すると、業平の心情が伝わり、情景が目に浮かぶ。惟高親王は白い寝衣を着ていて、すでに体調を崩しがちで病に罹り、寝たり起きたりの状況の中での謁見だったことが、何となく分かるのだ。この1首は強い思いを包含したもので、衝撃の強さがそのまま伝わって来るのだ。残念なのは、出家前の惟高親王の様子がわからないこと。
「古きを仰ぎて今を恋う」。紀貫之によるこのフレ―ズで傾倒して以来、私は和歌に親しむようになった。息子が生まれて一年後のことで、自宅で読み、20数年後に再び同じ自宅で本放送と共にテキストを読んだ。