バンド史上最高傑作と謳われた前作から3年、ロウの13枚目のアルバムが完成。厳粛な誓いのみが囁かれる讃美歌『ヘイ・ホワット』、リリース。
Lowは自らの技術にフォーカスし、争いを避け、己の信念に固執する。そして、生きていることの軋轢と喜びを表現し、存在の二重性を皆が共有できる讃美歌へと変化させる新たな方法を見つける為、『HEY WHAT』を提示する。それぞれが覿面で非の打ち所がないフックを持った10曲は、それらを取り巻く鮮やかな質感によって過給される。Alan SparhawkとMimi Parkerのハーモニーは救命ボートのように混沌を打ち破る。歪んだ音の層はヴァース毎に蓄積されていく。構築、破壊、その後の抑制。厳粛な誓いだけがささやかれる。今の時代の音楽やアートの意味を解きほぐし、それに帰する時は来るであろう。しかし、創造的な瞬間は真剣に常に未来を見ている。『HEY WHAT』はLowの13枚目のアルバムでBJ Burtonによりプロデュースされた。
発売・販売元 提供資料(2023/10/24)
ロウの13枚目のアルバム。厳粛な誓いのみが囁かれる讃美歌『ヘイ・ホワット』。プロデュース:BJバートン(ボン・イヴェール、ジェイムス・ブレイク、シルヴァン・エッソ)。 (C)RS
JMD(2023/10/24)
ある意味〈歌もの〉とも言えるロウの13作目。最高傑作と謳われた前作『Double Negative』と同様にBJバートンをプロデューサーに迎え、ノイジーともアンビエントとも言える音像を追求しながら、力強い歌を打ち出している。男女ハーモニーは大きな魅力。アメリカーナの香りも漂う"Days Like These"が連想させるのはゴスペルだ。バートンが手掛けたボン・イヴェールのファンにも薦めてみたい。
bounce (C)山口智男
タワーレコード(vol.453(2021年8月25日発行号)掲載)