全作聴き惚れるブラジルの至宝!今作も美麗ブラジリアン・アンビエント傑作!!
ブラジルという枠を超えて支持されるギタリスト兼作曲家=ファビアーノ・ド・ナシメント、2023年7月に日本限定で発売したアルバム『Das Nuvens』では多弦ギターとミニマルビートによる独特のグルーヴとサウンドスケープが堪らない逸品でしたが、同年に更にアンビエント色を強めた美作品を続けてリリース!ゲスト参加はありつつも『Solo Mundo(ソロワールド)』と題している通り自身で多種多様な楽器を操り、これまで以上に自由度の高い幽玄なサウンドスケープを展開。2作共に2023年の傑作、この天才は過去作もこれからも聴き逃せません!
タワーレコード(2023/12/22)
ブラジルという枠を超えて支持されるギタリスト兼作曲家=ファビアーノ・ド・ナシメントの新作がUKの<Far Out Recordings>からリリース! (C)RS
JMD(2023/11/01)
ブラジルという枠を超えて支持されるギタリスト兼作曲家=ファビアーノ・ド・ナシメントの新作がUKのFar Out Recordingsからリリース!
楽曲により Julien Canthelm (Drums)、Ajurina Zwarg (Per)、Gabe Noel (Bass)といったゲストが参加しているものの、『Solo Mundo(ソロワールド)』というタイトル通り、基本的には自身で様々な楽器を演奏しつつロサンゼルスにある自宅で2020年に制作されたもの。6弦、7弦、10弦、オクタヴ・ギター(ジャケット中央に写る小型のクラシック・ギター)、エレクトリック・バリトン・ギターなどのさまざまなギターと、多数のペダルやシンセサイザーを用い豊かで広がりのある即興演奏を実現。彼の作品のなかでもよりアンビエント/ニューエイジ的な傾向が顕著な、想像上のランドスケープを追求するような作品だ。
国家主義的な傾向を拒否しすることで特定の音楽言語に偏ることを避け、自身の音楽的ルーツのすべてを表現するというエルメート・パスコアルが提唱する"ユニバーサル・ミュージック"のコンセプトを継承しつつ、ありとあらゆる楽器をマスターすることによって真の自由を獲得しているファビアーノ・ド・ナシメント。孤独のなかで開花する美しいスナップショットとでもいえる作品に仕上がっている。
発売・販売元 提供資料(2023/10/18)
特定の音楽に偏ることを避け自身を掘る"ユニバーサル・ミュージック"を提唱したエルメート・パスコアルを継承するギタリスト/作曲家:ファビアーノ・ド・ナシメントの2023年作。さらに、あらゆる楽器をマスターすることにより表現面での真の自由を獲得した彼が、自身で様々な楽器を用い(6弦、7弦、10弦、オクタヴ・ギター、エレクトリック・バリトン・ギター、多数のペダルやシンセサイザー)2020年に自宅制作した本作。アンビエント/ニューエイジが顕著な想像上のランドスケープを追求した孤独のなかで開花する美しい名盤。ええやんええやん。
intoxicate (C)黒田"ハイプ"朋規
タワーレコード(vol.167(2023年12月10日発行号)掲載)