アメリカ音楽史において最も長く奇妙な冒険を繰り広げてきたバンド、グレイトフル・デッドの復刻シリーズが新章へ突入!ARISTA時代にリリースされたグレイトフル・デッド最後のスタジオ・アルバムが、最新リマスター音源のアナログLPで蘇る!

アメリカ音楽史において最も長く奇妙な冒険を繰り広げてきたバンド、グレイトフル・デッド。半世紀以上にわたり、自由と愛と平和に溢れたメッセージを送り続けている彼らは世界で最も愛されたサイケデリック時代の音楽大使であり、その唯一無比の存在感は、もはや"ただの一バンド"ではなく、"一つのカルチャー・ムーヴメント"として語られることも多い。

近年ではグレイトフル・デッドの歴史を音楽で辿るアーカイヴ・シリーズや発売50周年を祝したアニヴァーサリー・エディションのリリースが続いているが、ついに彼らのARISTA時代の作品がアナログLPで復刻となる。

1989年10月に発表されたグレイトフル・デッド最後のスタジオ・アルバム『BUILT TO LAST』。「Foolish Heart」、「Standing On The Moon」、そして「Blown Away」などグレイトフル・デッド後期代表曲が収録された本作では、1979年からバンドに加わったBrent Mydlandが前述の「Blown Away」を含む3曲のソングライティングを手掛け、ヴォーカルと音楽面で大きな貢献を見せている。さらに本作には「Picasso Moon」と「Victim Of The Crime」といったボブ・ウィアーによる最もダイナミックで深く、また興味深い楽曲もフィーチャーされている。

本作『BUILT TO LAST』の音源もまた、これまでのデッドのアーカイヴ・シリーズやアニヴァーサリー・エディション同様、グラミー賞受賞歴を誇るエンジニア、デイヴィッド・グラッサーによる最新リマスター音源で収録。またグレイトフル・デッドのレガシー・マネージャーでありオーディオ・アーキヴィストのデイヴィッド・レミューが今作のプロデュースを務めている。

発売・販売元 提供資料 （2024/05/31）

Much of BUILT TO LAST reflects the kinder, gentler Grateful Dead of the band's final years, from the cheerful sound of "Foolish Heart" to the uncharacteristically blunt environmental plea "We Can Run." In sharp contrast in tone and approach is Bob Weir's aggressive confrontation of drug addiction in the ragged "Victim Or the Crime," a song that actually benefits from the soft pedaling of the rest of the album. Jerry Garcia's weary and endearing vocals on the comfortable-sounding tune "Built to Last" and the even more affecting "Standing on the Moon" move this album closer to the heart of the Grateful Dead aesthetic. "Picasso Moon" features the kind of instrumental derring-do that one expects from this fearlessly improvisational group. On the other hand, "I Will Take You Home," a saccharine piece of work from keyboardist Brent Mydland and songwriter John Barlow, ends the album on a strange note. Maybe it suffers for not having the distinctive chattering of Garcia's guitar playing, which makes nearly everything on the album worth listening to.

Rovi