児玉麻里&桃姉妹の大ベストセラー・アルバム、
「チャイコフスキー・ファンタジー」が
CDフォーマットでリリース!!
キングインターナショナル企画によるペンタトーン・レーベル制作第1号として2016年にリリースした、世界的ピアニスト児玉麻里&児玉桃姉妹共演アルバム「チャイコフスキー・ファンタジー」がCDフォーマットでリリースされます!
姉妹共演のCDはいかにもありそうながら、同アルバムが初めてでした。超魅力的ラインナップの同アルバムはPENTATONEレーベルの大ベストセラー盤となり国内外で非常に高い評価を獲得しております。
チャイコフスキーの作品のなかでもとりわけ人気の高い三大バレエ。これを意外な大物作曲家たちがピアノ・デュオ編曲を残していました。それらを児玉姉妹の演奏で聴くことができるのは最高の贅沢。
ラフマニノフ編曲の「眠りの森の美女」と、ドビュッシー編曲による「白鳥の湖」は比較的知られていて録音もありますが、児玉姉妹の演奏は段違いの素晴らしさ。オリジナルのオーケストラと全く遜色ないばかりか、ラフマニノフとドビュッシーのピアニズムの違いをはっきり味わえて充実の極み。どちらもラフマニノフとドビュッシーの最初の仕事だったというのが興味津々です。
超お宝がアレンスキー編曲による「くるみ割り人形」。アレンスキーは近年日本でも熱心なファンを増やしている作曲家ですが、この編曲は楽譜が極めて入手困難なため伝説となっていました。それがついに音になりました。アレンスキーはリムスキー=コルサコフの弟子ながらチャイコフスキーを崇拝し強い影響を受けていたうえ、本質的にピアノ作曲家だったので、これ以上の適役は考えられません。アレンスキーは「くるみ割り人形」全曲を4手連弾用に編曲していますが、ここでは人気の組曲ナンバーとパ・ド・ドゥ(グラン・アダージョ)を披露。ピアノ・デュオ書法を知り尽くしたアレンスキーならではの効果にゾクゾクさせられます。ことに「花のワルツ」の華やかさ、「パ・ド・ドゥ」終結部のピアノがうなりをあげる音の渦はピアノ・デュオならでは。
児玉姉妹の演奏はオシャレでゴージャス。これまで聴いたこともないようなピアノ・デュオの高みに達しています。クリスマス・シーズンに雰囲気もピッタリでプレゼントにも最適です。
キングインターナショナル
発売・販売元 提供資料(2023/09/27)
Some of Pyotr Il'yich Tchaikovsky's most beloved music can be found in his three great ballets, which have become familiar to audiences in complete performances, as well as variously configured suites and arrangements. This hybrid SACD by pianists Mari Kodama and Momo Kodama offers transcriptions for piano duo by Sergey Rachmaninov, Anton Arensky, Eduard Leontyevich Langer, and Claude Debussy, which capture the brilliance and beauty of the original versions. One is struck by the faithfulness of the arrangers, who eschewed pyrotechnics in favor of accurately re-creating Tchaikovsky's music, and the keyboard versions often bring the orchestral sonorities and textures to mind. The selections also recommend themselves because of their tunefulness and accessibility, and it's likely that listeners will instantly recognize most of the pieces. For sampling, try the famous Adagio from Sleeping Beauty, the sparkling Overture from Nutcracker, or the Dance of the Cygnets from Swan Lake. The playing by the Kodama sisters is meticulous and finely polished, but their liveliness and virtuosity bring the music across with considerable excitement and a feeling of pure enjoyment.
Rovi
児玉姉妹の初共演盤。チャイコフスキーの三大バレエをピアノ・デュオで収録しており、編曲は 《白鳥の湖》がランゲリと18歳時のドビュッシー、《眠りの森の美女》が18歳時のラフマニノフ、《くるみ割り人形》がアレンスキーで、何れも作曲者存命中に行われている。児玉姉妹のタッチは可憐な美しさを持ちながら芯が強く、弱音から強音まで絶妙に統御され、ある時は粒の揃った愉悦を聴かせ、ある時は豊かな和音を響かせている。万華鏡のような色彩と軽やかに疾走する音楽は、オリジナルのオーケストラ版には無い美しさで、チャイコフスキーの童心に返ったような夢想と純真さがいっそう強く伝わってくる。
intoxicate (C)板倉重雄
タワーレコード(vol.125(2016年12月10日発行号)掲載)