デンマーク・コペンハーゲン出身のトップ・テクノ・アーティスト、ケルシュによる通算5枚目のフルアルバム「I TALK TO WATER」!!!
過去最も個人的内容となった本作は、2003年に脳腫瘍で亡くなった父であるパトリック・ライリーの記録音源を用いて制作。
60年代70年代に中東をギターを弾きながら何年も作曲をしていたという生粋のヒッピー精神を持ち合わせた父は、その活動にピリオドを打ち、家族と過ごすことを決断。父が亡くなってからそれらの録音物と向き合うことができなかったものの、パンデミックとロックダウンをきっかけに耳を傾け、本作を発表することとなった。
父ライリーの音源と時空を越えたコラボレーションを筆頭に、エモーショナルで哀愁を誘うケルシュ・スタイルというべき旋律。本アルバムのタイトルである「I TALK TO WATER」という名前の通り、水をイメージしたナチュラルで有機的な美しさをリスナーに感じさせるものとなっている。
発売・販売元 提供資料(2023/10/30)
近年は大型フェスでのヘッドライナーを務めることも多いデンマーク出身DJ/プロデューサーによる3年ぶり5作目。ペリー・ファレルとの表題曲をはじめ、哀愁を誘うエモーショナルな旋律を持ち味とする楽曲が並ぶなか、3曲では実父が生前に残した音源と時空を超えたコラボレーションを敢行。タイトルに偽りなしのナチュラルで有機的な美しさが感じられる一枚だ。
bounce (C)野村有正
タワーレコード(vol.480(2023年11月25日発行号)掲載)