書籍
書籍

アミナ エクス・リブリス

0.0

販売価格

¥
3,190
税込
還元ポイント

販売中

お取り寄せ
発送目安
2日~14日

お取り寄せの商品となります

入荷の見込みがないことが確認された場合や、ご注文後40日前後を経過しても入荷がない場合は、取り寄せ手配を終了し、この商品をキャンセルとさせていただきます。

フォーマット 書籍
発売日 2023年09月27日
国内/輸入 国内
出版社白水社
構成数 1
パッケージ仕様 -
SKU 9784560090886
ページ数 278P
判型 B6

構成数 : 1枚

湖面は鏡のように

男の子のように黒い

夏のつむじ風
ラジオドラマ
十月
小さな町の三月
Aminah
風がパイナップルの葉とプルメリアの花を吹き抜けた
フックのついたチャチャチャ
訳者あとがき

  1. 1.[書籍]

男性優位の社会の中で、国境、民族、宗教などの境界線を越えようともがく女性たち。マレーシアを代表する女性作家の短篇小説集。

マレーシアを代表する女性作家による英国PEN翻訳賞受賞作

1970年マレーシア生まれの中国語で創作する女性作家による初の短篇小説集。同時代のマレーシアを舞台に、女性の視点から語られる11篇。各作品を貫くのは、"境界"というテーマである。
多民族・多言語国家であるマレーシアの人口は主にマレー人、華人、インド人で構成される。その多数を占めるマレー人はムスリムであり、二重に敷かれた法制度のうちイスラーム法が適用される。ムスリムと非ムスリムとの婚姻は認められていない。
国境・民族・宗教などの境界線で区切られた男性優位の社会の中で、ささいな衝突を通じて、制度から抜け出そうともがく女性たち。一方で、人間の強烈な欲望や逃れられない運命を描きながら、近年加速するマレーシアのイスラーム化にともなう女性の現実的な問題に切り込み、権力が個人の暮らしに容赦なく踏み込んでくることへの文学的挑戦を試みていることに欧米も注目する。性暴力をはじめ様々な暴力の影が忍び寄るのを常に感じながら成長する少女の姿や、現在の社会の中で生きるよりどころを見出そうとする女性の心理が繊細に、ときに幻想的に描き出される。英国PEN翻訳賞受賞、Warwick Prize for Women in Translation 最終候補作。

作品の情報

メイン
著者: 賀淑芳
訳者: 及川茜

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。