| フォーマット | CDアルバム |
| 発売日 | 2023年12月06日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | シャルプラッテン |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | KICC-93755 |
| SKU | 4988003623784 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 01:00:47
【曲目】
組曲『十字軍の兵士シグール』 op.56
抒情組曲 op.54より『夜想曲』
抒情組曲 op.54より『トロルの行進』
ノルウェー舞曲 op.35
ホルベルク組曲(ホルベアの時代から) op.40
オトマール・スウィトナー(指揮)シュターツカペレ・ベルリン
録音:1976年6月8-11日、12月9日 ベルリン、キリスト教会
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グリーグの名盤としては、やはり北欧系のオケの独擅場と言えるだろう。それらは概して透明感に溢れており、ひんやりとした質感を持っている。
では、ここに聴くスウィトナーはどうか。一言で言えば、純ドイツ風なのだ。即ち、低弦が土台を作り、渋い弦や野太い管が乗るという具合だ。透明感よりも重厚感が勝り、冷たさよりも人肌の温もりを感じさせる。《ホルベルク組曲》など、カラヤンに代表されるような流麗な演奏が多い中、ゴリゴリと力瘤が入ったマッチョな演奏になっており、異彩を放っている。
ところが野暮ったさとは無縁で、どこまでも血の通った、ヒューマンな演奏である。宇野功芳氏が激賞したのも宜なるかなの、立派な演奏だ。大推薦の星5つ!