サニーデイ・サービスの活動も絶好調のさなか、曽我部恵一の最新にして最高のソロアルバムが完成しました。まっさらな新曲が10曲収録された『ハザードオブラブ』と題されたニューアルバムは、常に自己をアップデートすることを信条としてきた曽我部による最新のPOPが詰め込まれた傑作です。「毎日が新曲なのさ」(「まる。」)と歌う彼の音楽の集大成のようにも思える本作。あまりにもカラフルで狂おしいほどに「今」を切り取った約30分の大冒険。日々の生活者としての共感性を保持しながらも、未来への疾走を希求する、生きるエネルギーに満ちた作品です。 (C)RS
JMD(2023/12/06)
曽我部恵一の最新にして最高のソロアルバムが完成!
サニーデイ・サービスの活動も絶好調のさなか、曽我部恵一の最新にして最高のソロアルバムが完成しました。まっさらな新曲が10曲収録された『ハザードオブラブ』と題されたニューアルバムは、常に自己をアップデートすることを信条としてきた曽我部による最新のPOPが詰め込まれた傑作です。
「毎日が新曲なのさ」(「まる。」)と歌う彼の音楽の集大成のようにも思える本作。あまりにもカラフルで狂おしいほどに「今」を切り取った約30分の大冒険。日々の生活者としての共感性を保持しながらも、未来への疾走を希求する、生きるエネルギーに満ちた作品です。
ジャケットに写る曽我部の衣装制作を担当したのは、変身の在り方を模索する美術家の鷲見友佑。
アルバムには、オータコージ(ベーソンズ/ 曽我部恵一BAND etc)、加藤雄一郎、神保貴行(シャイガンティ)、寿々木ここね(SAKA-SAMA)、細野しんいち、らすてぃー(茶封筒)らが参加。
発売・販売元 提供資料(2023/09/22)
コロナ療養中に制作されたアンビエント盤を経て、歌モノのアルバムとしては3年ぶりとなる新作が完成。装飾のないフォーキーな歌と、ざらついた手触りのミクスチャー感覚が前に出ており、それゆえか不穏や不安といった陰りのあるムードが通奏低音として感じられる。傍らにある無力感に抗わず、それと暮らすことを歌ったかのような最終曲"普通の日"に救われた。
bounce (C)田中亮太
タワーレコード(vol.480(2023年11月25日発行号)掲載)