ドゥーム・メタル開祖の一つ、Cirith Ungol がニュー・アルバムをリリース。ひたすらヘヴィでエピックな楽曲、強烈すぎるハイトーン・ヴォーカルは唯一無二。ベーシストは Night Demon のジャーヴィス・レザビー。 (C)RS
JMD(2023/09/15)
ドゥーム・メタル開祖の一つ、Cirith Ungolがニュー・アルバムをリリース。ひたすらヘヴィでエピックな楽曲、強烈すぎるハイトーン・ヴォーカルは唯一無二。ベーシストはNight Demonのジャーヴィス・レザビー。
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】
ドゥーム・メタルの開祖の1つとされるカリフォルニアのCirith Ungol。その結成は、何と71年にまでさかのぼる。そんな彼らが『Frost and Fire』でデビューしたのが、81年のこと。Celtic Frostが、このアルバム・タイトルからバンド名をとったという事実だけでも、この作品の重要性がわかろうというもの。84年にリリースされたセカンド・アルバム『King of the Dead』は、ドゥーム・メタル・クラシックとして、現在も多くのファンに崇められている作品だ。その後『One Foot in Hell』(86年)、『Paradise Lost』(91年)と2枚のアルバムをリリースした後、92年にバンドは解散。皮肉なことに、彼らが活動を停止するのと入れ替わるように、リー・ドリアン率いるCathedralが、ドゥーム・メタル・ブームを巻き起こす。結果、Cirith Ungolは、ドゥーム・メタルの父として、カルトなステータスを獲得したのである。
そんな彼らも15年に復活。20年には29年ぶりの新作『Forever Black』をリリース。80年代当時とまったく変わらぬCirith Ungol節を聴かせ、世界中のマニアを驚かせた。そしてこの度、3年ぶりのニュー・アルバム『Dark Parade』がリリースとなる。当然Cirith Ungolに変化などあろうはずもない。今回もひたすらヘヴィでエピックなドゥーム・メタルを聴かせる。独特すぎるティム・ベイカーのヴォーカルも相変わらず。ベーシストを務めるのは、前作に引き続き、Night Demonのジャーヴィス・レザビー。ドゥーム・メタル・ファンはもちろん、正統派ヘヴィメタル・ファンも必聴!
【メンバー】
ティム・ベイカー (ヴォーカル)
ジミー・バラザ (ギター)
グレッグ・リンドストローム (ギター)
ジャーヴィス・レザビー (ベース)
ロブ・ガーヴェン (ドラムス)
発売・販売元 提供資料(2023/09/13)