| フォーマット | UHQCD |
| 発売日 | 2023年11月29日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| レーベル | DG Deutsche Grammophon |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| 規格品番 | UCCG-41161 |
| SKU | 4988031595671 |
構成数 : 1枚
合計収録時間 : 00:45:00
【曲目】
チャイコフスキー:
交響曲 第6番 ロ短調 作品74《悲愴》
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:クラウディオ・アバド
録音:1973年10月 ウィーン

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アバド・ウィーンフィルの悲愴交響曲は初めて聴いた。
チャイコフスキーという人は恐らくクラシックの作曲家として最高のメロディー・メーカーだと思う。彼ほど親しみやすくみんなが知っている曲をたくさん書いた人は他にいない。
そういう大衆性を持ちながら、また彼はとんでもない深い曲を書く人でもあった。
悲愴交響曲はその中でも抜きん出て素晴らしい、深い深い曲だ。
表題から想起されるようなお涙たくさんの曲ではなく、哀しみは徹底的に昇華され至高の芸術に達している。そこには涙でなく、慰めと励まし、そして心の落ち着きがある。
私は大学の教員をしていた時、よくこの曲を聴いてから授業に行ったものである。
だから、演奏もそのようになされなければならぬ。
アバドの演奏は一言で言えば「ハードボイルド」的な演奏である。
この曲によく合っている。
幾分固めのウィーンフィルの演奏・録音がそれにふさわしい音を出している。