| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年09月05日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | みすず書房 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784622096542 |
| ページ数 | 608 |
| 判型 | 四六 |
構成数 : 1枚
第一の壺
一五七九年―一五八〇年
第二の壺
一五八〇年―一五八二年
第三の壺
一五八二年―一五八八年
第四の壺
一五九一年―一五九二年
小説について
訳者あとがき
この国の戦国の急所を突いた小説だ。
著者の筆力でイエズス会の記録が気韻生動している。
恐ろしく深い。――磯田道史(歴史家)
東西の邂逅。最大主義の文化(マキシマリズム)と最小主義の文化(ミニマリズム)の出会い。
大航海時代の欲望と布教、戦国時代の野望と茶の湯、そして天正遣欧少年使節団。
ルイス・フロイスの再来!――青柳正規(古典考古学)
「何が起こったのかまったく知られていなかった。宣教師たちの手紙はどれも寡黙だったし、それを否定できたかもしれない数少ない文書は削除され、あるいは失われてしまった。確実に知られていたのは、ヨーロッパ人が日本で茶の湯という不可解な儀式を発見したということだ」。
時は1579年(天正7年)。大航海時代のイエズス会宣教師アレッサンドロ・ヴァリニャーノと東方貿易商人のアルヴィーゼ・モーロ。戦国時代の日本にたどり着いた二人のイタリア人の思惑と行動が、西洋(キリスト教)と東洋(茶の湯、禅仏教)の最初の出会い、そしてその後の断絶をもたらした。大友宗麟や高山右近といったキリシタン大名をはじめ、織田信長、千利休、豊臣秀吉との息詰まる交渉も描く、壮大な歴史小説。

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