2019年のアルバム以降、3枚の7インチをリリースしていた思い出野郎Aチームが完成させた4枚目のフルアルバムがLP化。 (C)RS
JMD(2023/11/29)
思い出野郎Aチーム、4年ぶりのニューアルバム「Parade」をアナログリリース決定!
先日のFUJI ROCK FESTIVAL' 23、満員のWHITE STAGEを盛り上げた思い出野郎Aチームが、4年ぶりに発表した4thアルバム『Parade』がLPとしてリリースが決定しました!
LPサイズになって、よりインパクト抜群のジャケットはフォトグラファーの小川尚寛が撮影・デザインは國枝達也が担当。カッティングも納得の出来ですので、音質も申し分なしです!今作はボーカル、トランペット、作詞を担当する高橋一が、プライベートスタジオ「SOUL PICNIC STUDIO」で全曲レコーディング&ミックスをおこなった意欲作。
2021年以降、サポートミュージシャンとして、Fukaishi Norio(Ba)、沼澤成毅(Key)、ファンファン(Tp)、YAYA子(Cho)、さらに手話通訳を加えたメンバーでのライブ活動を経てのリリースとなった今作は、既発シングル曲「独りの夜は」「笑い話の夜」などの再録に加え、パンパンに機材とメンバーを詰めこんだツアーの情景が浮かぶナンバー「機材車」など新曲を含む全11曲を収録!
発売・販売元 提供資料(2023/08/31)
2019年以来となる通算4作目。ニュー・ソウル~レア・グルーヴをはじめ、ディスコ、ゴスペル、ニューオーリンズR&Bなどをモダンに解釈したソウルフルなサウンドは、余白を増やしたことでよりグルーヴ感が際立っている。メロウな演奏から滲む穏やかさや温かみはやはりこのバンドならでは。前作の発表以降に世界は激変したが、本作ではこれまでのように社会の不正義に憤りながらも、もっと純化された想いが込められているようだ。賑々しくも哀愁に満ちたダンスフロア讃歌"音楽があっても"など、どこまでも音楽の力を信じる言葉が、聴き手と彼らをさらに親密に結びつけるだろう。
bounce (C)鬼頭隆生
タワーレコード(vol.476(2023年7月25日発行号)掲載)