現代エレクトロニック・ミュージックの先導者であるドイツ人サウンドアーティスト、アルヴァ・ノトの多彩な作曲技法を探求する新シリーズ〈HYbr:ID〉第2弾!4次元時空理論からインスパイアされた無限の世界を探求する壮大なサウンド・スケープ。
HYbr:IDシリーズの第2弾となる本作には、2021年にピナ・バウシュ・ヴッパータール舞踏団が現代美術家アニッシュ・カプーアの大砲を用いた作品『Shooting into the Corner』(2008-09)と共にパフォーマンスを行った、リチャード・シーガル振付によるコンテンポラリー・ダンス作品『Ectopia』ためにAlva Notoが作曲した楽曲が収録されている本作では、前作Vol.1の没入感のあるダブとエレクトロニカの融合をベースに、ミンコフスキーの4次元時空理論に基づく概念である共鳴と弾性からインスピレーションを得た、無限の世界を探求するデジタル・プロダクションへリスナーを誘う。
完璧な宇宙の調和を保ちながら周回する天体を想起させる、優雅に浮遊する正確なリズム・パターンや、流れ落ちるようなメタリック・パーカッションを、果てしなく広がるダブのテクスチャーを背景に芸術的な精巧さで配置し、神秘的で厳かなトーンで展開する壮大なサウンド・デザイン。時には、メランコリックな和音がデジタルの靄の中を彷徨い、内省的でエモーショナルな雰囲気を呼び起こすような、予期せぬ展開も見せる。
CDパッケージはAlva Notoの諸作品でお馴染みの、縦18cm x 横12.5cmの特殊サイズ紙ジャケ仕様。さらに、収録曲10曲それぞれの音と音響記号に基づいたグラフィック図形譜を付属。
発売・販売元 提供資料(2023/08/29)