弦楽奏者・波多野敦子主宰のストリングス・プロジェクト Triola(トリオラ)が、「架空のオペラ」をテーマにした作品を英国の気鋭レーベル Constructive よりリリース!メンバーの須原杏に加え、石橋英子、山本達久、千葉広樹、澁谷浩次 ら豪華ゲスト陣参加。
東京を拠点に活動する波多野敦子主宰のストリングス・プロジェクト Triola(トリオラ)のニューアルバムがイギリスの Constructive レーベルよりリリースされる。2019年にリリースした前作「Chiral」に続く本作は、メンバーである須原杏と共に弦楽を録音。そしてゲストミュージシャンに、石橋英子(サウンドコラージュ)、山本達久(ドラム)、千葉広樹(ベース)、澁谷浩次(ボイス)、工藤夏海(ホルン)、マツダケイスケ(シンセ)、ジム・オルーク(ミックス)、ジョー・タリア(マスタリング)ら豪華な布陣を迎えて制作された。
光、地図、宝石などの象徴や、孤独、記憶、価値観、自己喪失、再生、再起などのテーマを探求した「架空のオペラ」として制作された本作は、インストゥルメンタル楽曲でも全ての曲に詩とドラマが存在するコンセプチュアルな作品。ストリングスとパーカッションで形作る絶妙かつ自由な動きの見事なアンサンブルや、エレガントで甘美なストリングスセクションには、Triolaならではの卓越したテクニックと暖かさと激しさを包含する独創的なエキセントリックさが際立っている。また、美しくアーティスティックな音楽性を中心に保ちつつも、前衛的なエレクトロニクスや洗練された環境音、親密なポエトリーリーディングによって奇妙かつ奥深い豊かさを加え、心に迫る壮大な叙事詩を創り上げている。
アートワークにはロンドン在住のジュエリー作家 Akiko Shinzatoの作品を起用。ミステリアスな老女が印象的である。
さまざまな奥深いテーマに立ち向かう本作は、ダイヤモンドの原石であり、再生と輝きの回復を求める自己を描いたオペラである。
発売・販売元 提供資料(2023/09/15)