フォーマット |
CD |
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構成数 |
1 |
国内/輸入 |
輸入盤:国内流通仕様 |
パッケージ仕様 |
- |
発売日 |
2023年10月13日 |
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規格品番 |
NYCX-10430 |
レーベル |
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SKU |
4589538805098 |
ハイドン、モーツァルト、ベートーヴェン、ブラームスの番号付きの全交響曲を録音した唯一の指揮者アダム・フィッシャー。デンマーク室内管弦楽団の首席指揮者就任から25年となる記念の年に彼が世に問うのはハイドンの後期交響曲シリーズの再録音です。第2集となる今回の演奏も、オーストリア・ハンガリー・ハイドン管弦楽団との旧全集録音に比べると更にシェイプアップ、テンポアップされており、ダイナミックスの切り替えやアクセントも鮮烈。まさに見通しのよいすっきりとしたハイドン像が構築されています。
この第2集には、交響曲「奇跡」を含む第96番から第98番の3曲を収録。第96番のニックネーム「奇跡」とは初演時に会場のシャンデリアが落下するも、観客がハイドン見たさのためにステージ近くに集まっていたため、けが人が出なかったというエピソードに由来するもの(しかし近年の研究では、この出来事は102番の初演時だったということが判明しています)。他には第2楽章に弦楽器の特殊奏法である「スル・ポンティチェロ」が用いられた第97番、終楽章にチェンバロが使用されることで知られる第98番を収録。どの曲も小回りの利いたオーケストラの奏者たちの演奏技術も存分に発揮されています。
当盤の3曲とも第3楽章にはメヌエットが置かれており、ここでも第1集と同じく、ティンパニの打撃が良いアクセントとなった、滑らかなリズムと疾走感にあふれた爽やかな音楽が楽しめます。
※国内仕様盤には「ミヒャエル・ハイドン・プロジェクト」創設者で、古楽から実験音楽のパフォーマーとしても活躍する布施砂丘彦氏の解説が付属します。
ナクソス・ジャパン
構成数 | 1枚
合計収録時間 | 01:09:11
1-4. 交響曲第96番 ニ長調「奇跡」 Hob.I:96(1791)
1. I. Adagio - Allegro
2. II. Andante
3. III. Menuetto - Trio
4. IV. Finale: Vivace assai
5-8. 交響曲第97番 ハ長調 Hob.I:97(1792)
5. I. Adagio - Vivace
6. II. Adagio ma non troppo
7. III. Menuetto: Allegretto - Trio
8. IV. Finale: Spirituoso
9-12.交響曲第98番 変ロ長調 Hob.I:98(1792)
9. I. Adagio - Allegro
10. II. Adagio cantabile
11. III. Menuetto - Trio
12. IV. Finale: Presto
【演奏】
デンマーク室内管弦楽団
アダム・フィッシャー(指揮)
【録音】
2022年9月3-4、6-7日、11月14日
コペンハーゲン、王立デンマーク音楽アカデミー コンサート・ホール
総収録時間:69分
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1.[CD]
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アダム・フィッシャーによる新たなハイドン・シリーズ。第2集は交響曲第96、97、98番の3作品。第1集に続き、いやそれ以上に楽しく素晴らしい演奏で、敢えてお薦めを選ぶなら97番。フィッシャーがハイドン交響曲の中でも頻繁に演奏会で取り上げる作品であり3回目の録音。かつてヤンソンスの代役でバイエルン放送交響楽団を指揮した時もすぐに対応できるような得意曲。第2楽章は驚愕交響曲もびっくりのフォルテのインパクトが絶大。98番は第4楽章でチェンバロが響く素敵な作品だが、そのため演奏機会が少ないのが残念な名曲。96番は第3楽章オーボエの歌とオーストリア風のワルツが心地よい。
intoxicate (C)雨海秀和タワーレコード (vol.166(2023年10月10日発行号)掲載)
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