Autumn Variations＜White Vinyl＞

夏が去り、秋と友を想い、歌を紡ぐ。
エド・シーランからのサプライズ。新たな歌の贈り物、『AUTUMN VARIATIONS』リリース。
ホワイト・ヴァイナル仕様のアナログLPも同時発売!

今年春、10年にわたる数学的タイトルを冠にしたアルバム・シリーズ「マスマティックス・プロジェクト」の最後となるニューアルバム『-(サブトラクト)』をリリースしたエド・シーラン。季節がめぐり、夏も終わりに近づく頃、彼が新たなアルバムをファンに届けてくれる。

新たな作品『AUTUMN VARIATIONS』。エドが秋を想い、作り上げた14の楽曲をフィーチャーしたアルバムとなる。LPの内袋には歌詞も掲載。アルバムに収録された物語をより深く知るための標となるだろう。

「昨年の秋、僕は自分と友人たちが、あまりにも多くの人生の変化に遭遇していることに気付いた。夏の灼熱が去り、それらは鎮まったり、落ち着いたり、ばらばらになったり、ヤマ場に達したり、崩壊したりしていった」
本作が生まれた経緯についてエド・シーランは語る。
「昨年のはじめ、困難な時期に会った時、曲作りが自分の気持ちを理解したり、起きていることとの折り合いをつける助けとなってくれたから、友人たちの様々な出来事を知った時、僕は曲を作ったんだ、いくつかは彼らの視点から、そして自分の視点から、そうして彼らと僕が、当時の世界をどう見ていたかを捉えようとした。恋に落ちたり、新たな友情を築いたときの高揚感や、失恋や落胆、孤独や混乱といった精神的落ち込みも描かれているんだ」

「父と兄弟が、エルガーという作曲家のことを教えてくれたのだけど、彼の『エニグマ変奏曲』 は、構成されている14曲は、それぞれ彼の友人たちについての作品だ。これがこのアルバムを作るインスピレーションになった。『―(サブトラクト)』をアーロン・デスナーとレコーディングした時、すぐに上手くいったんだ。ノン・ストップでアルバムを作り、レコーディングしたのだけど、このアルバムもそのパートナーシップから生まれた。彼は秋の雰囲気を音的にとても素晴らしく捉えてくれたと感じているから、僕と同じぐらい皆が気に入ってくれることを願っているよ」

『AUTMN VARIATIONS』はエドのレーベルであるGingerbread Man Recordsから発売となる。

Although it picks up a thread left hanging from - (subtract), which it follows by a mere matter of months, Autumn Variations represents a major break from tradition for Ed Sheeran in some important ways. The first of his albums to not follow a mathematical scheme in its title, Autumn Variations is also the first not to be released through a major label -- he put it out on his own imprint, Gingerbread Man -- and it also was made with one main collaborator, Aaron Dessner of the National. Many of these fresh starts are felt more than heard on Autumn Variations, which spends its 14 tracks in sepia-toned reflection. Sheerans ruminations are inspired by the plights of his friends and family, a lyrical distance that amounts to a distinction without much difference; his reflections here feel as earnest as the personal musings that fueled -. Similarly, the vibe of Autumn Variations doesnt feel markedly distinct from -. Perhaps Dessner helps Sheeran keep his ebullience subdued -- "Amazing" and "Plastic Bag" come to the precipice of unfettered pop, then pull back -- but he mainly allows Sheeran to follow his introspective instincts, resulting in an album that sustains a mellow, melancholy mood without quite distinguishing itself as a collection of individual songs. Then again, thats kind of the point of the album: its a pensive soundtrack for a specific season, nothing more and nothing less. ~ Stephen Thomas Erlewine