| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2023年08月29日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | 中央法規出版 |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784805889398 |
| ページ数 | 156 |
| 判型 | A5 |
構成数 : 1枚
はじめに こんな保護者いませんか?
第1章 なぜ学校と保護者はすれちがい、対立するのか
第1節 教員と保護者の認知バイアスが問題をこじらせる
1 教員が休職に追い込まれる現状と原因
2 認知のバイアスとは
3 バイアスを衝突させる学校教育や社会の背景
第2節 学校における保護者対応の実際と考え方
1 生徒指導の限界と教員研修の悪弊
2 全面的共感と傾聴の限界、教育的枠組みの設定
第3節 スクールロイヤーの役割と重要性
1 スクールロイヤーの概要
2 スクールロイヤーの実態
3 スクールロイヤーの限界
4 スクールロイヤーの重要性と今後の在り方
第2章 困難事例になるメカニズムと保護者特性の理解
第1節 学校トラブルで困難ケースに発展してしまうメカニズム
1 学校トラブルになりがちな子どもの特性
2 学校トラブルになりがちな保護者の特性
3 学校トラブルになりがちな学校側の特性
第2節 心理学における保護者特性の3つのエビデンス
1 パーソナリティ障害全般の特性
2 被害者意識を科学する
3 負のパーソナリティ「ダークトライアド」
第3章 保護者をモンスター化させない10の対処法
第1節 学校側が徹底すべき「してはいけないこと」
対処法1 文書による回答をしてはいけない
対処法2 「相手の怒り=こちらの落ち度」とすぐに思ってはいけない
●Column 学校は常にダブルスタンダードを強要制させられている
対処法3 解決済みの問題を蒸し返してはいけない
対処法4 相手の感情的決めつけに振り回されてはいけない
対処法5 保護者とのもろくて短期的な信頼関係に囚われてはいけない
●Column 昔よりも子育ては難しくなっている
対処法6 同僚の教員や管理職の批判を鵜呑みにしない
対処法7 一方の子どもに都合がよいことでも他方の子どもの不利益になることはしない
対処法8 極端で過剰な要求をする保護者に振り回されない
対処法9 本質的な問題解決を見失わない
対処法10 謝罪することで早期の解決を目指してはいけない
第2節 学校側の対応の枠組み
第4章 事例でわかる 根拠に基づく保護者把握と対応ポイント
第1節 いじめの訴えを繰り返す事例
事例1 いじめの訴えから、関係性がこじれたケース
1 保護者の特性をつかむ 第2章を踏まえて
2 対応のポイント 第3章を踏まえて
► スクールロイヤーからのアドバイス
第2節 子どもの学力保障について過剰対応を迫る事例
事例2 中学受験に向け、特別扱いを含む過剰要求をする保護者のケース
1 保護者の特性をつかむ 第2章を踏まえて
2 対応のポイント 第3章を踏まえて
► スクールロイヤーからのアドバイス
第3節 過剰要求がエスカレートする事例
事例3 不安が強く、あらゆることを学校に依存する保護者のケース
1 保護者の特性をつかむ 第2章を踏まえて
2 対応のポイント 第3章を踏まえて
► スクールロイヤーからのアドバイス
おわりに 全国の"アンサング・ヒーロー"に本書を
【保護者対応で疲弊する教育現場へ、根拠に基づく対処法を伝授!】
・教育現場では保護者対応の大変さが増し、理不尽な要求に学校が振り回されています。その背景には、学校、保護者それぞれの「認知バイアス」が関連しているのです。それを是正することから対策は始まります。
・本書では、学校で校長職を務めた経験をもつ著者と、スクールロイヤーとしても活動する弁護士により、心理学・医学的な根拠に基づいた保護者の人物特性の理解、法的な根拠に基づいた対処法を紹介します。
【やってはいけない10の対処法がわかる、事例も収載】
・理不尽な保護者への対応に「正解」はありませんが、「絶対にやってはいけない10の対処法」があります。それら10の対処法について丁寧に解説します。
・校長などの管理職が心得ておくべきこともポイントを押さえ詳解。
・事例を通して、問題となる対応、取るべき対応をわかりやすく提示。
・スクールロイヤー(弁護士)との連携や、対処法(面談内容の録音の可否など)気になる点もズバッと解説。学校全体の体制づくりも明確になります。
【主な目次】
はじめに こんな保護者いませんか?
第1章 なぜ学校と保護者はすれちがい、対立するのか
第1節 教員と保護者の認知バイアスが問題をこじらせる
第2節 学校における保護者対応の実際と考え方
第3節 スクールロイヤーの役割と重要性
第2章 困難事例になるメカニズムと保護者特性の理解
第1節 学校トラブルで困難ケースに発展してしまうメカニズム
第2節 心理学における保護者特性の3つのエビデンス
第3章 保護者をモンスター化させない10の対処法
第1節 学校側が徹底すべき「してはいけないこと」
対処法1 文書による回答をしてはいけない
対処法2 「相手の怒り=こちらの落ち度」とすぐに思ってはいけない
対処法3 解決済みの問題を蒸し返してはいけない
対処法4 相手の感情的決めつけに振り回されてはいけない ほか
第2節 学校側の対応の枠組み
第4章 事例でわかる 根拠に基づく保護者把握と対応ポイント
第1節 いじめの訴えを繰り返す事例
第2節 子どもの学力保障について過剰対応を迫る事例
第3節 過剰要求がエスカレートする事例
おわりに 全国の"アンサング・ヒーロー"に本書を
【著者情報】
松浦直己(まつうら・なおみ)
三重大学教育学部特別支援教育特別支援(医学)分野教授、同大学教育学部附属学校企画経営室室長
楠井嘉行(くすい・よしゆき)
弁護士・博士(医学)、三重弁護士会所属。国立大学法人三重大学学長顧問

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