書籍
書籍

ギリシア人の物語 2 新潮文庫 し 12-47

0.0

販売価格

¥
1,320
税込
還元ポイント

販売中

在庫わずか
発送目安
当日~翌日

在庫状況 について

・各種前払い決済は、お支払い確認後の発送となります(Q&A)

フォーマット 書籍
発売日 2023年08月29日
国内/輸入 国内
出版社新潮社
構成数 1
パッケージ仕様 文庫
SKU 9784101181134
ページ数 678P
判型 文庫

構成数 : 1枚

第一部 ペリクレス時代(紀元前四六一年から四二九年までの三十三年間)
――現代からは、「民主政」(デモクラツィア)が、最も良く機能していたとされている時代――

前期(紀元前四六一年から四五一年までの十一年間)
ライヴァル・キモン/宿敵スパルタ/三十代のペリクレス/連続当選/武器は言語/若き権力者たち/ペリクレスの演説/地盤固め/究極の「デモクラツィア」/キモン、帰る/ライヴァル、退場

後期(紀元前四五〇年から四二九年までの二十二年間)
脱皮するペリクレス/「カリアスの平和」/パルテノン/アテネの労働者階級/アテネの海軍/「ペロポネソス同盟」と「デロス同盟」/「ギリシアの今後の平和を討議する会議」/スパルタとアテネの棲み分け/愛する人アスパシア/変化する「デロス同盟」/新市場開拓/サモス島事件/エーゲ海の北側/戦争は辺境から/拡散する戦線/「戦争」という魔物/それぞれの国の慎重派/「ペロポネソス戦役」/テーベ、動く/「戦役」の最初の年/ペリクレスの開戦演説/真意はどこに?/戦没者追悼演説/疫病の大流行/弾劾/久々の勝利/死

第二部 ペリクレス以後(紀元前四二九年から四〇四年までの二十六年間)
――「衆愚政」(デマゴジア)と呼ばれ、現代からは「民主政」が機能していなかったとされている時代――

前期(紀元前四二九年から四一三年までの十七年間)
なぜ衆愚政に?/扇動者デマゴーグクレオン/スパルタの出方/レスボス問題/エスカレートする残酷/スパルタの敗北/アウトサイダー登用の始まり/戦線拡大/歴史家の誕生/スパルタからの申し出/「ニキアスの平和」/ギリシア人にとっての「平和」/若き指導者の登場/ソクラテス/青年政治家アルキビアデス/「四ヵ国同盟」/「マンティネアの会戦」/"オリンピック"表彰台独占/プラトンの『饗宴』/メロス問題/シチリア遠征/ヘルメス神像首斬り事件/出陣/出頭命令/シラクサ/「シラクサ攻防戦」/アルキビアデス、スパルタに/再び、アウトサイダー/助っ人到着/ニキアス一人/ニキアス、「おうち」に手紙を書く/増援軍の派遣/攻防の二年目/一度目の海戦/二度目の海戦/増援軍到着/月蝕/三度目の海戦/最後の海戦/脱出行/終焉

後期(紀元前四一二年から四〇四年までの九年間)
惨禍を知って/再起/エーゲ海の東/再び、アルキビアデス/政局不安/海将アルキビアデス/新税という失策/「トリエラルコン」/連戦連勝/再び民主政に/「愛した、憎んだ、それでも求めた」/リサンドロス/アルキビアデス、失脚/司令官たちの死刑/たった一度の海での敗北/アルキビアデス、暗殺/引揚げ者たち/無条件降伏

年表/図版出典一覧

  1. 1.[書籍]

人類史最大のイノベーション=民主政を破壊したのはデマゴーグとポピュリズムだった!

栄光が瞬く間に霧散してしまう過程を緻密に描き、民主主義の本質をえぐり出した歴史大作。

作品の情報

あらすじ
少ない市民の総力を結集することで大国ペルシアを打破したアテネ。不世出の指導者ペリクレスの手腕により、エーゲ海の盟主として君臨し、その栄光は絶頂をむかえた。しかし、デマゴーグが市民を煽動するポピュリズムが台頭すると、スパルタとの不毛きわまる泥沼の戦争へと突き進んでしまうのだった――。

メイン
著者: 塩野七生

メンバーズレビュー

レビューを書いてみませんか?

読み込み中にエラーが発生しました。

画面をリロードして、再読み込みしてください。