オーストリア産シンフォニック/プログレッシヴ・メタル・バンド、SERENITYの通算8作目となる最新スタジオ・アルバム。 また本作より新メンバーとしてマルコ・パストリーノ(TEMPERANCE、FALLEN SANCTUARY)を迎えたことをアルバム発売に先駆け発表し、更に新譜からの第一弾シングル「騎士と死と悪魔/Ritter, Tod und Teufel (Knightfall)」をリリースした。このシングルのタイトルはかの有名な画家アルブレヒト・デューラーの作品から取っており、同ミュージック・ビデオ内でもそれをコンセプトとした世界観を演出している。また本作では元KAMELOT/現CONCEPTIONのロイ・カーン、ANCIENT BARDSのダニエレ・マッツァ、FIREWINDのハービー・ランハンスらがゲスト参加。 (C)RS
JMD(2023/09/09)
オーストリア産シンフォニック/プログレッシヴ・メタル・バンドSERENITYの通算8作目となる最新スタジオ・アルバム。 また本作より新メンバーとしてマルコ・パストリーノ(TEMPERANCE、FALLEN SANCTUARY)を迎えたことをアルバム発売に先駆け発表し、更に新譜からの第一弾シングル「騎士と死と悪魔/Ritter, Tod und Teufel (Knightfall)」をリリースした。このシングルのタイトルはかの有名な画家アルブレヒト・デューラーの作品から取っており、同ミュージック・ビデオ内でもそれをコンセプトとした世界観を演出している。また本作では元KAMELOT/現CONCEPTIONのロイ・カーン、ANCIENT BARDSのダニエレ・マッツァ、FIREWINDのハービー・ランハンスらがゲスト参加。
SERENITYのアルバムで特筆されるのは、歴代の大部分のアルバムが、一つの歴史的背景や物語を土台としたコンセプトが設定されており、そのコンセプトに沿って構成された緻密でドラマティックな展開を、起伏のあるメロディで組み上げるという、高い楽曲センスのみならず文学センスも持ち合わせたバンドであることである。この要素こそが他のシンフォニック・メタル・バンドと一線を画し、20年という長き期間に渡ってクオリティの高い作品と、多くのファンの支持を得ることが出来た証拠である。
またフロントマンのゲオルグ・ノイハウザーは覆面バンドWARKINGSや、マルコ・パストリーノらと始めた、SERENITYの代表作から名前を取った新バンドFALLEN SANCTUARYのヴォーカルを務めるなど、近年はその活動の幅を広げていることはパワー・メタル・メタル・ファンであればご存じであろう。そういった活動で得た経験は本最新作に生かされており、長きにわたる経験と技術に裏打ちされた、極上のセレニティ・ワールドが楽しめる作品かつ、耳の肥えたシンフォニック・メタル・ファンを唸らせること間違いなしの力作となっている。
発売・販売元 提供資料(2023/08/29)