MTVのアンプラグド・プログラムの企画がきっかけとなり、ジミー・ペイジとロバート・プラントは14年ぶりにプロジェクトを結成する。MTVでのコンサート・プログラム放映後に2人は正式にバンドとしての活動を表明し、MTVの番組素材をベースにアルバムを制作、1994年11月にアルバム『No Quarter: Jimmy Page & Robert Plant Unledded』をリリースする。久々の2人の共演、そしてレッド・ツェッペリンの楽曲などで構成されたこともありデビュー・アルバムは全米アルバム・チャートNo.4、全英アルバム・チャートNo.7にランク・インし、プラチナ・ディスクをも獲得する。このスーパー・ユニットの1998年のツアーのアーカイヴがCDとしてリリース。
バンドは1995/96年に行った大規模なワールド・ツアー〈No Quarter Tour〉終了後は活動を停止するが翌1997年にはツアー・メンバーをバックに従えて新作のレコーディングを開始、全曲新曲で構成された『Walking Into Clarksdale』を完成させ、1998年4月にリリースする。アルバム・リリースに伴い同年2月21日のクロアチアでのコンサートを皮切りにヨーロッパ~北米~ヨーロッパを回る全96公演の〈Walking Into Everywhere Tour〉を行う。この中で10月1日ルイジアナ州のニューオーリンズ公演は(米)PBSのスペシャル番組として収録・放送される。本作はこの放送用の音源を使用しており、コンサートの模様を完全収録している。ニュー・アルバム収録の新曲は僅か4曲のみで大半はレッド・ツェッペリンの楽曲で構成されているが、前回のツアーでは披露されなかった楽曲もあり、かつ日本公演も実施されなかっただけにこのライヴ・アルバムはファンにとって待望のリリースである。
輸入盤国内仕様<日本語帯、英文ブックレット対訳付>
ジミー・ペイジ (g)
ロバート・プラント (vo)
チャーリー・ジョーンズ (b)
マイケル・リー (ds)
フィル・アンドリュース (kbds)
発売・販売元 提供資料(2023/08/09)