ホエン・エンジェルズ・キル

アメリカのベテラン・ヘヴィメタル・バンド Fifth Angel が新シンガーを迎えて5年ぶりのニュー・アルバムをリリース!80年代からタイムスリップしてきたような叙情性あふれる、これぞ正統派ヘヴィメタルといった見事な仕上がり! (C)RS

アメリカのベテラン・ヘヴィメタル・バンドFifth Angelが新シンガーを迎えて5年ぶりのニュー・アルバムをリリース!
80年代からタイムスリップしてきたような叙情性あふれる、これぞ正統派ヘヴィメタルといった見事な仕上がり!
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】

アメリカのヘヴィメタル・バンド、Fifth Angel。結成は84年。86年のバンド名を冠したデビュー・アルバムは、当時速弾きギタリストの発掘で名を馳せていたシュラプネル・レコードからのリリース。だがFifth Angelの場合、何よりもその叙情的なメロディが武器であり、この作品は彼らにメジャーのエピック・レコードとの契約をもたらした。89年にはメジャー第一弾となるセカンド・アルバム『Time Will Tell』をリリース。次に大ブレイクするアーティストとして大きな期待がかけられていたFifth Angelであるが、グランジの台頭、ヘヴィメタルの失速という音楽シーンの激変には抗えず、同年解散。その後10年にワンショットで再結成を果たしたのち、17年に本格的に復活。ドイツの大手ニュークリア・ブラストからリリースした29年ぶりのサード・アルバム『The Third Secret』(18年)は、世界中のメタルマニアを大喜びさせた。
この度そんなFifth Angelが、5年ぶりとなるニュー・アルバムをリリースする。『When Angels Kill』と題された本作は、バンド初のコンセプト・アルバム。前作からヴォーカリストが交代し、新たにスティーヴン・カールソンというシンガーを迎えているが、叙情的なヘヴィメタルという本質に一切の変化はない。ドラマーのケン・メアリーは18年からFlotsam and Jetsamでも活躍しているが、今回新たに加わったギタリスト、スティーヴ・コンリーも、Flotsam and Jetsamのメンバー。ということで、どことなくFlotsam and Jetsamの香りを感じさせる部分もある。これこそが硬派、正統派のヘヴィメタル。メタル・ファンならば聴かない手はない!

【メンバー】
スティーヴン・カールソン (ヴォーカル)
ケン・メアリー (ドラムス)
ジョン・マッコ (ベース)
エド・アーチャー (ギター)
スティーヴ・コンリー (ギター)
ジム・ドフカ (リード・ギター)