| フォーマット | 書籍 |
| 発売日 | 2016年08月27日 |
| 国内/輸入 | 国内 |
| 出版社 | KADOKAWA |
| 構成数 | 1 |
| パッケージ仕様 | - |
| SKU | 9784041047095 |
| ページ数 | 456 |
| 判型 | 46 |
構成数 : 1枚
「ハロー、私はJohn Doe。データに興味はあるか?」
「ジョン・ドゥ」とは、英語圏で裁判のとき実名が公表されては困る人物、
あるいは身元不明の死体に用いられる仮名である。
のちに「パナマ文書」と名付けられ、世界を揺るがすことになったスクープ。
すべては、この身元不明の生ける死体からの一通のメールから始まった。
こうして、本書の著者である南ドイツ新聞のジャーナリスト、
バスティアン・オーバーマイヤーのもとに214,000 の架空会社が関係、
1,150万件にものぼるデータが秘かに送られて来ることになった。
文書の出どころはパナマの法律事務所、モサック=フォンセカ。
事務所の創設者の一人はユルゲン・モサック、ほかでもないドイツ人だった。
データ量は2.6テラバイト。過去のリークとは比べ物にならないサイズだ。
オーバーマイヤーは米国ワシントンのICIJ に協力を求めた。
データは国ごとに仕分けされ、最終的には70か国、400 人にも及ぶジャーナリスト達が調査活動を開始する。
それは『パナマ文書』の信憑性の検証、内容の理解、そして、データをストーリーに翻訳していく作業だった――。
記者たちはいかにして各国首脳・独裁者・FIFA役員・財閥総帥、
サッカー界の世界的スターであるリオネル・メッシらの巨額な隠し財産、
そして、プーチン側近の極秘資産を発見したか。
重要なのは名簿だけではない。そのデータに裏に隠されたものとは何か。
(日本版特別解説・池上彰氏)
翻訳独占権:KADOKAWA

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